630: 大人の名無しさん 2008/02/17(日) 17:10:29 ID:ZSSPxJGD 会社で、私の隣の席の男性が突然死してしまった。 金曜日お酒飲んで、電車で気分悪くなって、途中下車して 駅のベンチで座ったまま亡くなってしまった。 死因はスカッシュをやって亡くなった宮様と同じもの。享年55歳。 でもみんな、分かっていた。この人仕事のし過ぎで亡くなったんだって。 私はそのとき祖母の納骨で地方にいた。お通夜は出れなかったが、 その日のうちに東京戻って、翌日は休みの予定だったけど、会社行った。 上司に言われて花を買いに行った。 「社員の人が亡くなったので、机に飾るお花にしてください」 花屋さんで、泣いた。こんなことは初めてだった。 綺麗だがとても香りの強い花で、今でも私はその香りを嗅ぐと涙が出る。 亡くなった時に持っていたカバンには、家で仕事をするための膨大な資料、 会社のPCにはやりかけの仕事が山のように入っていた。 とりあえず私を含めた三人で割ったが、それでも追いつかない。 仕事の中にはとても単純だけど、時間のかかる作業とかいっぱいあった。 何度か言ったことはある。やることあったら言ってくださいね、と。 その人は穏やかに笑って、じゃあ考えておくね、と。いつもこの繰り返し。 膨大なデータを集計しながらまた涙。 なんでもっと強く言って、仕事をぶん取らなかったんだろう。 私がこうした単純作業だけでも引き受けていたら、 この人は死なずに済んだじゃないだろうかと後悔ばかり。 続きを読む