637: 名無し三等兵 02/01/21 07:02 歩兵第47連隊第2大隊第5中隊小隊長として北支へ出征した立山英夫中尉は、 昭和12年夏、河北省辛荘の戦闘で戦死されました。 中尉の軍服は血まみれでした。 そのポケットの中から中尉のお母さんの写真が見つかりました。 そして、その写真の裏面には母を想う中尉の言葉が記されていました。 ------ 若し子の遠く行くあらば 帰りてその面見るまでは 出でても入りても子を憶ひ 寝ても覚めても子を念ず 己れ生あるその中は 子の身に代らんこと思ひ 己れ死に行くその後は 子の身を守らんこと願ふ あゝ有り難き母の恩 子は如何にして報ゆべき あはれ地上に数知らぬ 衆性の中に唯一人 母とかしづき母と呼ぶ 貴きえにし伏し拝む 続きを読む