「銀座をぶらつく」ことを意味する「銀ブラ」があるが、TBSテレビの番組「世界ふしぎ発見!」でこの「銀ブラ」の言葉の由来として、根拠が疑わしいとされている「銀座でブラジルコーヒーを飲むこと」が紹介されたそうだ(Togetterまとめ)。 番組絵はあくまで「銀座をブラブラ歩く」という由来を紹介しつつ、その上で「もう1つの説」として「銀座でブラジルコーヒー」を紹介するという流れだったが、こちらの「銀座でブラジルコーヒー」説は三省堂国語辞典では「誤り」として否定されている(「銀ブラ」の語源はコーヒーと関係あるの?)。 これによると、「ブラジルコーヒー」説は近年商業的に宣伝され始めたもので、元々の「銀ブラ」は大正時代から存在する言葉であることが文献によって明らかになっている一方、「ブラジルコーヒー」説は「確認できる最古が2003年12月」と、かなり新しい説らしい(これを解説する杉村喜光氏のTweet)。 番組に対しては「諸説あります」として意識的に誤った説を流した、との批判も出ている。 https://srad.jp/story/18/11/13/0452259/ 続きを読む