972: 大人の名無しさん 2005/03/21(月) 08:13:23 ID:QuCb0Kfo ふと、親父のことを話したくなりました。 もう10年ほど前になりますが、親父を病で亡くしました。 9月の連休にバイクで帰省して、入院中だった病院で話をして それじゃと帰るときに、「気をつけろよ」と見送られました。 そしてその週明けに兄から「容態が急変した。もう危ないかも しれない」と会社に電話が。当時暮らしていた処から実家までは 300kmほど離れていましたが、とにかく再び帰ることにしました。 バイクだと装備やそれなりの準備が要るので車で行くことにし、 中国自動車道を180km/hでリミッターが効く直前でキープして 飛ばしつづけました。ところが、途中にある検札所を過ぎた あたりで、急にエンジンが吹けなくなり、100km/h前後で だましだまし走ることになってしまいました。 結局最後を看取ることはできず、車がまともに走ってれば…と 悔やんだのですが、その後車を整備に出しても特に不調の原因は 見つかりませんでした。 でも、今思えば、エンジンが失火したように吹けなくなった時は 丁度親父があの世へ旅立ってしまった時間と重なるような気が します。無茶ばかりして、いつも心配ばかりかけていた俺を、 「もういいよ。そんなに飛ばすな。危ないから」と、無理やり 抑えてくれた、そんな気がして仕方がありません。 心配かけてごめんな。交通事故でそっちへ行くようなことがないよう、 これからも気をつけるよ。ありがとう。 続きを読む