84: 名無しの心子知らず 02/03/11 16:16 ID:zL5oEvyE 初めてのあかちゃんに無我夢中だった。 ろくに眠らず、夜鳴きもひどかった娘。 へとへとに疲れはてて、抱っこでゆすりながら 「あんたはママを苦しめたいの?ほんとにひどい子だ」と 悪態をついた日々。 赤ん坊の気持ちなんて、全然わからない。 母親の自信なんて、みじんもない。ただ、もがくだけの日々。 あれから数年たって、娘は五歳になった。 「あのね、ママ」(もじもじ) 「なぁに」 「あたしね、ママのこと、生まれたときからすきだったの」 続きを読む