423: 緑装薬4 ◆3lto9dDpe2 山古志村の中学校 村長はそこにいた。 半分崩れかけた校庭は、チヌーク1機かブラックホーク3機の同時降着がやっと。 「隣の小学校に避難民がいますが、とても余震に持ちこたえられません。ぜひ、村民を長岡市に連れていってください・・・」 村長の要請に、連隊長は無線で県庁TACにいる旅団長へ。 旅団長は苦渋の判断 とても旅団のヘリを回す余裕はない・・・ そこへ、1機の大型ヘリが。 海上保安庁か航空自衛隊か。 「あれに頼んでみましょう・・・」 駆け出す隊員 ヘリパイは、快諾 任務はないが、とにかくここへ向かえとのことだったらしい。 現場での省庁を超えた統合作戦 小学校の避難民は、無事にピストンで空輸された。 村役場の職員が徒歩で報告 山向こうの小学校にも避難民がいる。しかも病人や高齢者が・・・ 村長の要請で、連隊長がまたも無線でヘリの要請 ヘリは、ある。が、地積と植生が邪魔をしてとても夜間着陸は出来ない。 飛行隊長の判断 村長がすがる。せめて、病人だけでも・・・ 続きを読む