【韓国】 新刊「ギリシャ人の話1」を出した塩野七海にEメールで慰安婦問題について訊いてみた


1: 蚯蚓φ ★＠ 2017/04/22(土) 23:20:47.30 ID:CAP_USER 今週、塩野七生(80)の新刊「ギリシャ人の話1」(全3巻予定)が出ました。そうです。「ローマ人の話」(全15冊)と「十字軍の話」(全3巻)等、迫力あふれる筆力で韓国でもミリオンセラーを記録した作家。同時に浮かび上がる気まずい記憶もあります。2014年、日本の月刊誌、文芸春秋寄稿文のことです。

インドネシアに住むオランダ女性を強制的に日本軍慰安婦にしたいわゆる「スマラン事件」と関連し、作家はとんでもないことを言います。白人女性を慰安婦にした話が欧米に知られれば致命的だから政府次元で対処して回避しなければならないという主張でした。すでに日本政府が認めて謝罪した事件だったのにです。また、慰安婦被害者証言の信憑性についても疑問を提起しました。オランダよりはるかに大きな苦痛を味わった私たちの立場では怒るほかない事案でした。

3年ぶりの新刊ですが何もなかったように紹介はできません。50年以上、イタリアに住んでいる作者にEメールを送りました。もちろん単に当時の論議に対する作家の釈明が気になっただけではありません。

今日、Booksカバーストーリーの「暴政」の書評でも明らかにしていますが、私たちが歴史を読んで勉強する理由は過去の過ちを繰り返すためでなく、それから解放されるためです。しかし、この頃の世界各国は立場を替えて考えるどころか、それまで持っていた見識や寛大な心さえ減っているという憂慮が無くなりません。歴史はそれぞれの視線から眺める他はないといってもですね。

世界の民主主義の後退が憂慮されます。塩野七生の「ギリシャ人の話」はそうした点でより一層気になります。民主主義が誕生した時空に訪ねて行く旅程ですから。紀元前6世紀の都市国家アテネが中心でした。

加害者と被害者の視線が衝突する時、全体主義が民主主義をおびやかす時、私たちはどうすべきなのでしょうか。紀元前6世紀のアテネ・スパルタと2017年の韓国・日本の間隙はどれくらい遠くて近いのでしょうか。

22日まで、返事は着いていません。作家の率直な返事が気になります。



オ・スウン・Booksチーム長



ソース：朝鮮日報(韓国語) [編集者レター]塩野ナナミに送った手紙
http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2017/04/22/2017042200048.html

関連スレ：【朝鮮日報】慰安婦問題に関し、塩野七生氏「繰り返せば自ら信じるようになる」「問題解決は日本人の対応にかかっている」[09/12]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1410530679/
【社会】「日本軍がオランダ人女性を集団強姦したのは歴史的事実」…女たちの戦争と平和資料館、『文藝春秋』と塩野七生氏に公開質問状
http://yomogi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1414041598/