54: 名も無き被検体774号+ 投稿日:2012/05/09(水) 00:16:51.58 ID:cmISSP+e0 文へたくそだけどよかったら読んでくれ 俺が中3の時の話 元々母さんは精神病を患ってた。 でも俺が生まれる何年も前に、ほとんど完治してたらしくて、俺は全然病気の心配何かしてなかった。 そんなある日、母さんが事故にあった。 どうやら曲がり角のところで車に跳ねられたらしい。 幸い命に別状はなかったが右腕と右足がほとんど動かなくなり、さらに動くと首にも激痛が走るらしかった。 元々活発だった母は、動いたり外に出ることができなくなって、段々うつ状態になっていった。 そして、治っていたはずの病魔がだんだんと動き始めた。 そん時は地獄のようだったよ。 俺が今まで見たこと無い母さんが現れるんだ。 毎日毎日、その日によって性格が変わるんだ、 暴れだしたり、かと思えば泣きだしたり、俺に暴言をはいたり… 帰ってきたら母さんが首に縄巻いてんだぜ? 包丁持ってたり、俺に包丁つきつけて 「一緒に死のうか…まさ君…」って言ったこともあった。 ホントに辛かった。 親父は親父で仕事が忙しくて、ほとんど海外にいた。 頼れる親戚も兄弟もいなかった。 おまけに俺は受験だった。 いろんな不安で心が押しつぶされそうになった。 これはさすがに家族には手に負えないってなって、精神病院に入院することになった。 入院先は閉鎖病棟。 面会に行った時、閉鎖病棟の隅っこで小さくなって俺の名前を泣きながら叫んでる母さん見たときはホントに泣きそうになった。 すこしだけど良くなって、母さんが家に戻ってきた。 叫んだりはしなくなったけど、こんどは記憶の感覚がごちゃまぜになった。 中3の俺が2歳になったり、8歳になったり、時には死んだ母さんの弟になったり… それでも行動的なところだけは昔のままで、歩けないのに歩こうとして転んで血を流すなんてしょっちゅうだっ た。 普通なら俺がどうにかしなきゃいけないんだけど、どうしても勉強で忙しくて、見て見ぬふりしちまってた… 続きを読む