1: 紅あずま ★ 2017/02/23(木) 15:57:51.95 ID:CAP_USER9 人間の臓器、動物から作る 米で研究先行、日本は禁止 iPS細胞やES細胞を使い、動物の体内でヒトの臓器を作る研究が進んでいる。 1月には米国のグループがヒトの細胞が混じったブタの胎児の作製に成功した。 日本では現在、このような研究が指針で禁じられており、改定に向けた議論が続いている。 ■ブタ受精卵にiPS細胞 米ソーク研究所(カリフォルニア州)のチームは1月、ヒトのiPS細胞をブタの受精卵に入れ、ヒトの細胞が混じったキメラ状態の胎児を作製したと発表した。 米科学誌セルに掲載された論文によると、ブタの受精卵を、分裂が進んだ「胚盤胞(はいばんほう)」の状態まで成長させ、iPS細胞を注入。 子宮に戻した1466個のうち、186個が胎児に成長した。 妊娠3~4週間後に調べると、67個の筋肉などで、ヒトの細胞が混じっているのが確認できた。 心臓や肝臓、膵臓(すいぞう)、腎臓などの複雑な臓器は、iPS細胞などから直接作ることが難しい。 そのため動物の体内を利用して作る研究が世界中で進む。 発生の仕組みがよく知られたブタは、ヒトと臓器の大きさが近く、最有力候補だ。 東京大とスタンフォード大で、ブタなどでの膵臓作製の研究に取り組む中内啓光教授(幹細胞生物学)らは1月、ラットの体内で、マウスの膵臓を作り、糖尿病マウスに移植して治療することに成功したと発表した。 遺伝子改変で膵臓を作れなくしたラットの胚盤胞に、マウスのES細胞を注入し、子宮に戻すとマウスの膵臓を持ったラットが生まれた。 ただ、ラットとマウスが同じネズミ科で、受精から誕生までの妊娠期間がほぼ同じなのに対して、ブタの妊娠期間はヒトの半分以下。 種としても離れており、キメラを作るのは簡単ではないとみられる。 (以下省略) http://www.asahi.com/articles/ASK2K74SFK2KULBJ01Q.html 朝日新聞:2017年2月23日12時58分 続きを読む