NMBの異才りりぽん、念願の哲学者デビュー!「夢の第一歩です」 NMB48の須藤凛々花(19)が初の著書「ドリアンと哲学」(幻冬舎刊)を3月30日に発売することが20日、分かった。デビュー時から「哲学者を目指す」と公言していた異色アイドル“りりぽん”が、念願の哲学者デビュー。「生きるということ」「愛するということ」などをテーマに考察しており、「自分の考えは出し切った」と凛々しく胸を張った。 AKB48グループが初めて実施した2013年の「ドラフト会議」で、1位指名に3チーム競合の末デビューした“大物”が、哲学者としてもデビューを果たす。 「夢の第一歩です。こんなにも早く実現するとは思わなかった。感激です!」 サンケイスポーツの取材に大喜びのりりぽん。ドラフト会議時から偏差値67で特技は勉強、将来の夢は哲学者とアピールしていた。小学生のころからニーチェ(ドイツ)らの哲学書を図書館で読んでいたほか、中学時代に「日本語」という授業を受け、「おもしろい」とのめり込んだという。 昨春に哲学書出版のオファーが届いた。気鋭の社会学者、堀内進之介氏(38)との対話篇と自身のコラムを軸に構成し、「生きるということ」「愛するということ」など5つのテーマで考察を進める。「哲学が初めての方でも読めるよう、基本は全部押さえてます」とPRする。 初めてセンターを務めた昨年の楽曲「ドリアン少年」の歌詞を分析するなど、「AKBネタも入っています」。アリストテレス(古代ギリシャ)、ホッブズ(英国)、カント(ドイツ)といった偉大な哲学者たちの話題も、「ニーチェ先輩」などと敬称付きで呼びながら随所に登場する。 「ファンの方への愛のメッセージも入っています。一章まるまる愛について書いていますが、これはファンの方への感謝の気持ちです」 趣味と公言するマージャンのレギュラー番組(CSのTBSチャンネル1)を持っているほか、「チェリー(処女の意)です」「チューとかしてみたい」と時折下ネタも飛ばす個性派の須藤。早くも「アイドルを追究してから第2弾を出したい」と続編に意欲的な新人哲学者“りりぽん先輩”が、アイドル界&哲学界でブレークだ! http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160221-00000501-sanspo-ent