1: 野良ハムスター ★:2015/10/29(木) 13:46:39.11 ID:???*.net 「お母さん、バス停に落ちていたものがあったから僕が近くの交番まで持って行ったよ」 小学6年生の息子が学校から帰ってきた。「落とし物を拾ったの?」と問い、 息子が「うん! 1円を拾ったよ!」と元気よく答えたその時、家の電話が鳴り響いた。 息子が届けた交番からだった。拾い主が未成年なので、保護者が届けを出さないといけないとの連絡だった。 息子を連れ、近くの交番まで車を走らせた。 警察官の第一声は「よいお子さんですね」とありがたい言葉。 息子に「1円でも、お金はお金だからね! よく届けてくれたね!」と声を掛けていただいた。 1円、されど1円、たかが1円。お金には変わりない1円。 その1円玉を見たら、土が付いてひどく汚れていて変形もしていた。 その1円を見て、息子がこう言った。「この1円を落とした人、見つかるといいな」。 何だか、この言葉を聞いて、胸が熱くなり、涙が流れそうになった。 涙をこらえながら書類に記入し、3カ月後に落とし主が現れなければ、息子に権利がいくと説明を受けた。 息子は「1円足りなくても、買い物できないから、落とした人は困ってないかな?」と心配していた。 この純粋な目をいつまでも持ち続けてほしいなと願う私であった。 (鳥取市・DJレイ) http://www.sanin-chuo.co.jp/sumai/modules/news/article.php?storyid=555607253 続きを読む