1: Hi everyone! ★ 2015/02/04(水) 10:40:05.92 ID:???*.net 全国で危険ドラッグが原因とみられる死者は昨年一年間で百十二人。二〇一二年の八人、一三年の九人から大幅に増加した。 乱用による事件事故が相次ぐ中、薬物はどのように作られ、依存した人たちにはどんな治療が必要なのか。現場の実態を報告する。 (山田祐一郎、猪飼なつみ) 自分のスマートフォンのカメラから盗撮されている。床がきしむだけで、誰かがいるような気がする。危険ドラッグを使っていた横浜市の 元システムエンジニアの男性(35)は、さまざまな幻覚に悩まされていた。 初めて使ったのは約七年前。「合法ドラッグ」と呼ばれ、店舗で売られていたドラッグに気軽に手を出した。リラックスしたり、頭がさえた 気分になって何日も寝ないでいられたりする。「安い上に効き目は大麻と変わらない。そして捕まらないと聞いて、なんていいものだと 思った」 しかし、次々と新商品を試すうち、食べたものを吐き戻し、体重は二〇キロ減少。それでもドラッグをやめられず、会社のトイレで一時間 ごとに使っていた。気持ち良くなるどころか、吸った瞬間に倒れてけいれんするほど強烈な症状。使い続けるうち、幻覚や幻聴が現れた。 やくざに狙われていると思い込み、鉈(なた)を持って家の中を歩き回ったこともあった。 「このままでは死んでしまう」。一昨年暮れ、依存症専門の病院に駆け込んだ。今は症状も回復して、使用もしていない。 まん延する危険ドラッグ。一体、どういう場所で製造されているのか。一月中旬、神奈川県警が薬事法違反で家宅捜索したのは、埼玉県 川口市内のマンションだった。 捜査員が踏み込んだ3LDKの室内には、プラスチック容器やボウルに入ったままの白い粉末や植物片が転がっていた。小瓶に詰められた 赤や黄色の液体といった製造途中の危険ドラッグや発送前の商品など四千点以上が押収された。商品を袋詰めする機械や、店舗名と 電話番号が書かれた携帯電話十数台、販売店とみられる全国五十カ所以上の連絡先一覧も見つかった。 家宅捜索後、中国から原料を密輸したとして、少年や男ら数人が逮捕された。逮捕された少年(19)は密造に携わった経緯について 「知り合いから誘われ、時給千五百円で雇われていた」と説明。軽い気持ちで犯行に加わっていた。 “密造工場”は、昨年秋、航空便から危険ドラッグらしき粉末をみつけた横浜税関から、通報を受けた県警が追跡捜査して判明。 当初、東京・池袋にあったが十二月に川口市に移動した。 部屋には大量の送り状もあった。「発覚を恐れて短期間で場所を変え、複数の宅配業者を使い分けて送っていたのだろう」と捜査員はみる。 少年らは、原料の粉末を溶かして植物片や液体に混ぜ、カモミールなどの香料と合わせてパッケージに小分けしていた。県警の捜査員は こう指摘する。「割のいいアルバイト感覚で、少人数で製造していたのだろう」 <危険ドラッグ問題> 2000年ごろから、幻覚症状を起こすハーブやお香などが販売され、乱用や健康被害が社会問題化。13年に 国が薬事法に基づき、700種以上の化学物質を「指定薬物」に包括指定。14年、国は名称を「危険ドラッグ」に統一した。 ソース(東京新聞) http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015020402000142.html 写真=埼玉県川口市のマンションの部屋で製造されていた、危険ドラッグとみられる粉末=神奈川県警提供 引用元: ・http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1423014005/ 続きを読む