1: もろ禿 ◆SHINE.1vOk もろ禿HINE! ★ 2015/02/04(水) 12:19:07.41 ID:???*.net 【日本の解き方】ピケティ氏の理論を都合よく“編集”した言説にはご注意を (1/2ページ) - 政治・社会 - ZAKZAK http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150204/dms1502040830006-n1.htm フランスの経済学者、トマ・ピケティ氏の著書「21世紀の資本」が大ヒットし、本人も来日するなど話題になっている。一方で、氏の理論を“錦の御 旗”のように利用しようとしたり、その主張を曲解しているような論調も目につく。 ある経済誌のピケティ氏へのインタビューでは、「日本は金融政策に頼りがちで、アベノミクスは資産バブルを誘発している」という趣旨の質問に 対し、ピケティ氏は「そのやり方は間違いだ。われわれは税務政策に比べ、金融政策に対してあまりに高い期待を持っている」などと答えたとして いる。これを読むとピケティ氏はアベノミクスや金融政策に否定的だという印象を受ける。国会でも、同種の質問が出ている。 しかし、ピケティ氏の著書を読むと、2%のインフレ目標に関連した記述はあるが、そこではインフレ目標を評価こそすれ、決して否定的ではない。 なぜ、このような不思議なことが起こるのだろうか。もしかしたら、格差の是正策として「資産に対する課税」と「インフレ」のどちらが優れているか を尋ね、その答えをアベノミクスの金融政策批判として「編集」しているのではないだろうか。 ピケティ氏が、格差是正策として、インフレも効果があるとしながら、資産課税の方が精緻で優れていると考えているのは事実だ。だから、格差是 正策について聞かれれば、金融政策によるインフレを否定し、資産課税を推奨するだろう。そこで、この否定部分だけを取り出せば、アベノミクスや 金融政策を批判しているような文面にはなる。 ピケティ氏はマクロ経済政策としての金融政策を批判しているのではないはずだ。実際に、別の経済紙のインタビューでは、ピケティ氏はアベノミ クスを評価している。 アベノミクスの金融政策は、インフレ目標2%を目指す量的緩和だ。これは米国、英国、カナダ、ユーロ圏で採用されている国際標準の政策だ。 これが間違いなら、先進国すべてが間違いになる。ピケティ氏のようなまともな経済学者が、そうしたとんでもないことをいうはずない。 ピケティ氏の理論の本質とは何か。それは資本主義では格差が広がる傾向があること、特にアングロ・サクソン国で顕著であることを歴史データ で示したことである。 ただ、現在の日本経済の格差はそれほど大きくなく、資本主義の弊害というより、高齢化などで説明できる程度だ。しかも、ピケティ氏が着目する 相続税は、日本は他の先進国より高負担だ。 日本の実情を見る限り、格差は他の先進国ほどひどくないし、格差是正のための税制も完全とはいえないものの、他の先進国よりまともという事 実が浮かび上がってくる。 というわけで、「ピケティ本」は各国事情やデータが満載であるが、素直にみると、先進国間の比較という観点からは、日本の金融政策や格差問 題への批判にはちょっと使いにくい本なのだ。 まともに読まずに我田引水して、金融政策や格差で日本はダメだとか言うと、かなりピント外れになってしまうからご注意を。 (元内閣参事官・嘉 悦大教授、高橋洋一) 関連スレ 【リテラ】世界が注目する経済学者・ピケティが来日して“アベノミクス”をケチョンケチョンに! [](c)2ch.net http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1423001738/ 【経済】「低所得者の課税を弱め富裕層の資産課税を強めるべき」 ピケティ氏がアベノミクスにダメ出し★6 [](c)2ch.net http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1422715619/ 【政治】ピケティ氏若者向け減税提言 アベノミクスとは一線 「日本でも若者が富を持っていない」 ★2 [](c)2ch.net http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1422707235/ 引用元: ・http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsplus/1423019947/ 続きを読む