かつてパラグアイとブラジルの間には、ナイアガラの滝5個分の水量を誇る世界最大級の滝が存在していました。名前はグアイラ滝、あるいはセッテケーダス滝と呼ばれていました。しかし1982年、その滝は地元民に惜しまれながらその姿を消します。その代わり、150㎞ほど下流では世界最大規模のイタイプダムが見られるようになっていました。(グアイラ滝とイタイプダムの位置関係) 1982年はそのイタイプダムが貯水を始めた年。上流の水位が少しづつ上がるにつれグアイラ滝の高さは徐々に低くなり、ついには消えてなくなりました。これらの壮大な光景はもう見ることができません。 1:奥に見えるまでがグアイラ滝 もっと読む »