やれやれ僕は受賞した。   「ねえ、あと十分ばかりで大事な電話がかかってくるわよ」 と妻が言った。「電話?」僕はベッドのわきの黒い電話機に目をやった。「そう、電話のベルが鳴るの」「わかるの?」「わかるの」「羊の [...]