”ソドムとゴモラ”という言葉はワンピースにも出てくるし世間的にもなかなか有名かと思います。 ワンピではキャラクター名でしたが、元ネタになった聖書では都市の名前で出てきます。 ソドムとゴモラにまつわる聖書の話はこんな感じ: 西暦前1900年頃。 アブラハムと共に旅を続けていた甥のロトは、増えすぎた財産の管理が難しくなったため、アブラハムと別行動を取るようになります。そこでロトはソドムという都市の近くに居を構えることにしました。(創世記13章5~13節) しかしこの都市とその近くにあるゴモラには、良い人が10人もいないどころか悪い人だらけです。そのためロトが暮らし始めてから何年か経った後、ついに神様の堪忍袋の緒が切れてしまいました。ソドムとゴモラを滅ぼすことが決定されます。(創世記18章20~33節) 「パワーをメテオにっ!!」 ロトのことを滅びに巻き込まないよう天使に連れ出させ、ソドムとゴモラには天から火と硫黄を雨のように降らせてぶっ潰します。ついでにロトの妻は、この時天使の言う事に逆らってみたら塩の柱になって死にました。(創世記19章1~26節) この2つの都市は当然現代には存在しないのですが、大体死海の南のほうで沈んでんだろ?という意見が根強いようです。 今死海と言えば観光名所で景色の美しい地域となっていますが、4000年くらい前に同じ場所でこの世の終わりみたいな景色があったかもしれないと考えると、ロマンチストにとってはあっ!こりゃたまらんよだれズビッ! ですね (1) Doron Nissim氏による現代の死海の光景 もっと読む »