サッカー界に驚きの一報が入ったのは、現地時間10月7日だ。プレミアリーグは、サウジアラビアの政府系ファンド『PCPキャピタルパートナーズ』を筆頭に構成される公共投資ファンド(PIF)が、ニューカッスル・ユナイテッドの買収を完了させたと発表したのである。 まさに電撃的な買収劇だった。奇しくも日本代表がサウジアラビア代表に敗れたその日に決着したのだが、複数の英メディアによれば、その買収総額は3億500万ポンド(約475億8000万円)に達したという。 もっとも、かねてから折衝を繰り返してはいた。契約寸前まで漕ぎつけた昨年の夏には、人権問題を抱えたサウジアラビア王室の経営関与が障害となり、交渉は破談に終わっている。だが今回、PIFとプレミアリーグが「王室がオーナー権を握らない」ことで法的合意。ついに契約に至ったのである。 https://news.yahoo.co.jp/articles/e1bfb5052ff4317b4f2dbb51b6aeb65f91779fd8 続きを読む