現在に至るまで、趣味界隈の特化系まとめブログは、アニメから始まりパチスロやバイク、時計、アクアリウムなど中年男性向けの趣味を中心に多様なサイトがあります。ここSFは趣味特化系ではかなり初期から始めており2010年の当初では、専門板を中心にまとめているサイトは珍しかったようです。あの時の記憶は定かでないですが、目立っていたのは自作PCやDTM、音楽などネット民と相性の良い割と硬派な趣味系が多かったように思います。 ネットがまだ現実世界との境界をギリギリ保っていたあの頃、ネットで身の内を明かすというのは誰しも抵抗がありました。今ではYoutubeやティックトックなどを中心に顔出し&本名で活動することが当たり前になっていますが、当時ではニコニコ動画でもあまり考えられない事です。そんな当時、まとめ管理人で寄り合って作業環境を見せ合って楽しもう!なんて企画がありました。このブログも数回お誘いをいただいた事がありましたが、断っていました。PCの一角といえども完全匿名ではない場所で部屋を晒すのは抵抗があったのです。 今考えると現在と当時では価値感や状況が反転しているように思います。その当時、完全匿名で晒すの安全、素性が割れているような場所で晒すのは危険。そんな感じでした。今では、自分のプラットフォーム以外で晒すこと自体がただの損失にしかならない、言い方を変えると、自分のプラットフォームで晒すことで利益が出るようになっています。当時、何か買ったり、面白事が起きたら「VIPにスレ立て!」みたいな風潮がありました。今スレ立てしても、過疎っているし、マウントを取られ悪口を言われ、アフィサイトに転載されさらにそこでもマウントを取られ何一つとして気持ちの良いものでは無いです。ぶっちゃけ、スレ立てに当時からなにか良いことが合ったかといわれると、大してなくネットで騒げる場所がそこしかなかっただけです。今では、Twitterやインスタグラム、Youtubeなど、個人の収益可能なプラットフォームがあるので匿名でやり合う必要性が全くないのです。現状の2ちゃんねるでは晒すとしたら自分ではなく、嫌いな誰かやアカウントのような雰囲気で、現5ちゃんねるはアングラ感が昔より増しています。私はこれをネット社会の裏と表、表の顔のTwitterと裏の顔の2ちゃんねるくらいに思っています。役に立つこと誰かに褒められることは、表のTwitterで、誰かを蔑み叩くような噂話は2ちゃんねるみたいな使い分けがなされているのを良く感じます。これはオーディオ界隈だけでなく、カメラでもMacでも趣味系の界隈のみならず一定の人種が集まったらどの界隈でも見られます。 ※この記事は、文字数が5千字もあるので、長文を読みたくないお友達のために最近話題の天才AIに要約して貰った文章を置いておきます。こちらです↓ 趣味特化系まとめブログの黎明期について、筆者がつづっている。ネットが現実世界との境界をギリギリ保っていた当時、ネットは珍しかったという。ネットに趣味の情報を匿名で流すのは意地悪だと指摘している。 by 文章要約生成AI 「ELYZA DIGEST」 「超」入門 失敗の本質 Kindle版