1 : 以下、5... - 2021/05/03(月) 09:16:44.602 K9NOROm30 1/154 フレンダ「はぁ…はぁ…はぁっ……」 少しずつ短くなってきたとはいえまだまだ長い三月の夜が始まる。ビル郡を赤く染め上げていた日は完全に沈み、完全に闇に沈んだ裏路地、そんなゴミと不良の溜まり場となっている場所を少女は全力で駆けていた。紺のブレザーに赤を基調としたチェックのスカート、そして最後に黒タイツとローファー… …ここら辺で制服がかわいいと言うことで知られた学校のものであるが、こんな場所では浮く要因にしかならない。しかしそれ以上に彼女を浮かせていたのは、金色の髪と真っ白な肌、何より美少女と呼んでも差し支えない整った顔立ちを更に引き立てる青い目であった。 そんな裏路地に似つかわしくない人形のような少女は、右手で握り締めていた携帯端末に目をやり、地図の光点を確認して歯噛みをする。一定時間ごとに更新される緑の光点は彼女の妹の居場所を示しており、更新された新たな緑の点は一分前の居場所を示す赤い光点からあまり動いていなかった。もう十五分も走り続けている、いくら普段元気な子といっても所詮は小学校低学年の体力、限界は近いはず。 元スレ 上条「お前、本当についてねーよ」フレンダ「……」 http://hebi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1620001004/ 続きを読む