617 名前:名無しさん@おーぷん[sage] 投稿日:20/12/18(金)18:35:43 ID:uQ.mb.L1 中学三年生のころに仲良くなって好きになった男子がいた。勇気が出ずに告白ができないまま、高校は別々になった。 成人式後の飲み会(中三当時のクラス単位で集まる)で久しぶりに顔を合わせると、 ボサボサ頭に「それ意味あるの?」ってくらいちょびーっとだけ結んだ後ろ髪。 犬夜叉の弥勒の髪をボッサボサにした感じ。結んだ毛先は雑に扱い再起不能になった筆や広がり切った歯ブラシみたいで、 顔はお世辞にもあんなによくない。 中学時代学力にすごく差があったせいか、私のことをとにかく見下してディスってくる。私が高校から努力して主席だと知ると 「お前みたいなバカでも1位になれるとか底辺高校だし、あそこの大学も落ちたもんだな」とものすごく馬鹿にした口調で笑われた。 地元の大学だったので、飲み会に参加していた面子には同じ大学同じ学部の子が何人もいた。 その中での発言だったので、その子たちからの視線がとても怖かった。 さぞ頭のよろしい話題が出てくるのだろうと思えば、彼の口から出るのは地獄がどうとか煉獄がどうとか、 漆黒のなんちゃらがどうとか上手く言えないけどTHE・中二病なワード。 成人しても治らないゾワゾワするくらいの中二病と、本人曰く「ニヒルな笑み」だというニタニタ顔、清潔感のかけらもない風貌、 人を見下してディスらないと気が済まない人間性に、 中学からのあの気持ちは何だったのかとびっくりするくらいス―――っと冷めた。