406 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2020/09/05(土) 07:01:58.78 ID:A3ulvpln 二月ほどの前のことだったけどさ あの頃、ネオワイズ彗星だったかな、大きな彗星が明け方前に見られると言うので しばらく早くに起きて天体観測をしていた。 残念ながら、ほら、今年は長梅雨だったでしょ。 何度、観測に出ても、雲がかかっていて、観測する事ができなかったから 七月中旬の二週間ほど、毎夜のように明け方には外に出ていたのだが そんなある日、いつものように観測に出て、いつものように雲が出ていて_| ̄|○していると 人影が見えたのだよ。 そこに立っていたのはどこかで見た時のある女性だった 私と同じくらいのな。 夜明け前にこんなところ(観測のために人家の少ない高台にいた)にでてくるもの好きが俺以外にいるのかと びっくりしたが。 瞬きしたあと、その人の姿はなかったよ。 あの後、ついこの間の事だったか 盆休みに久しぶりに自動車で20分ほど離れたところの 実家に戻って、幼馴染の女性が亡くなった事をしった。 驚いて焼香だけはやっておこうと行くと、遺影を観れば、あの時、高台で観た女性だった。 10年以上もあった事がなかったから、まるで気が付かなかったな。 彼女の母親に天体観測に出た日の時のことを語ると。 母親は泣きながら言っていたよ。 社会人になってから、結婚したが離婚したり。父親が死んだりと 色々と不幸続きだったから、子供の頃の私と遊んでいた頃の 幸せな時代を思い出したのではないかと言ってね これはけっこう衝撃的な経験だった。 まあ、これはオカルト板に書こうかとも思ったが あっちに書いたら、この話が俺とは別の捉え方されそうで嫌だったので