失われた時を求めて『失われた時を求めて』(うしなわれたときをもとめて, À la recherche du temps perdu)は、マルセル・プルーストによる長編小説。プルーストが半生をかけて執筆した大作で、1913年から1927年までかかって全7篇が刊行された(第5篇以降は作者の死後に刊行)。長さはフランス語の原文にして3,000ページ以上、日本語訳では400字詰め原稿用紙10,000枚にも及ぶ。ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』等と共に20世紀を代表する世界的な傑作とされ、後世の作家に多くの影響を与えている。