夏ということで『うしみつ』さんと合同で毎週末に過去の面白かった怖い話を大量に投稿して涼しくなろう!というイベントを開催することにしました。 今から20分ごとに怖い話(洒落怖)46記事を再投稿していきます! こちらのページに全記事をまとめてるので一気に見たい方はこちらでどうぞ http://world-fusigi.net/archives/9645328.html イベント期間中は背景色を黒にします! 585: 本当にあった怖い名無し:2005/12/07(水) 16:48:39 ID:PKRMIdDv0 自分の身に起こった今でも信じられない実話です。 まだ僕が中学3年だった頃、父親と母親と弟(まだ小学校低学年)の4人家族でした。 紅白歌合戦を見終わって、いい初夢でも見るかな…ってな具合で寝たのはよかったんですが、 真夜中に悪夢(見た夢の内容は思い出せない)を見て、突然真夜中に起きました。 心臓は音が聞こえるほど、激しく脈打っていて、脂汗を全身にじんわりかき、 まるで冷や水を背中から流されたかのように、布団からがばっと起きた体勢のまま硬直してました。 「新年早々に悪夢かよ…最悪」とか思いながら、また寝れるわけもなく カラカラに渇いたのどを潤すために、冷蔵庫のあるリビングに行くと、真夜中なのに (時計は見てないけど、たぶん深夜2時頃)家族全員が抱き合った格好でテレビの前に座っていました。 テレビは付けっぱなしで、深夜なので番組がやっていないのにもかかわらず、 ニュース番組(これも記憶が曖昧)の画面が映っていました。 しかも無声で…。それに窓という窓が全部開けっ放しになっていて、外と変わらないほど寒いんです。 明らかに様子が変でした。ぞっとする寒気を感じました。 「何やってんだよ!!頭おかしいんじゃねぇの??」と震えながらだが、半ばキレたように 怒鳴ると、弟は「だって…ぁ…(声が小さくて聞き取れない)」と言うと泣き出してしまい、 それを見た両親は、終始無言&無表情で窓を全部閉めて、 テレビを消し、うずくまって泣いている弟に「もう寝なさい」ってな感じで、寝室に連れて行きました。 新年早々、気味が悪すぎる出来事に遭遇しまくって寝る気が起きないので その日は自分の部屋で、漫画を読みながら朝を迎えました。 朝になって、両親に「昨日、真夜中に何やってたんだよ??」と聞くと 両親は「はぁ??」ってな具合。昨日の喜怒哀楽のない顔と、今の怪訝そうに 俺を疑う表情のギャップで俺は「幽霊ってやつか??」とかなりパニくった。 続きを読む