396: 名無し三等兵 01/12/11 02:04 日本軍の、捕虜収容所での話。 アメリカ兵の捕虜も、捕まった時の階級に応じて、分隊編成を取るんだが、 ある分隊の分隊長、軍曹が看守の軍曹に訴えた。 「煙草をくれないか、いや、俺が吸うんじゃない、部下が欲しがっているんだ」 昼間は、駄目だ!と、取り合わなかった軍曹も、同じ軍曹の気持ちはわかる、 規則破りを覚悟の上で、夜、ひそかに「誉」をアメリカ軍の軍曹にプレゼントした。 やがて収容所が移転、アメリカ軍捕虜も移送されることになり、 ぞろぞろと歩く捕虜の中で、聞き覚えた日本語の号令詞、 「カシラァ、ナカッ!ホチョウ、トレッ!」 続きを読む