転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1481472214/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:03:35.17 ID:VTn7jCkN0 けいおんSS 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:04:03.92 ID:VTn7jCkN0 律「……なんで部室に山盛りのゴーヤがあるんだ?」 唯「ゴーヤじゃないよ、ゴーヤーだよ」 澪「わたしたちもわからないんだ。入ってきたら、大量のゴーヤがあって」 唯「ゴーヤじゃないよ、ゴーヤーだよ~?」 律「ムギも梓も知らないんだよな?」 紬「えぇ、わたしたちは澪ちゃんたちの後に来たから」 律「となると、一体誰がこのゴーヤを……?」 唯「ゴーヤじゃないよ、ゴーヤーだよぉーーー!!」 梓「ツルレイシ」 3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:04:42.11 ID:VTn7jCkN0 * 梓「で、どうすんですか、この大量のツルレイシ。捨てるにしても勿体ないですよ」 律「だよなあ、腐ってるわけでもなさそうだし」 澪「五人でそれぞれ持って帰っても余る量だぞ」 律「うーん、とりあえず袋にまとめておくか」 梓「うわぁ……ゴミ袋が一杯いっぱいになりましたよ」 紬「改めて見ると凄い量ね。仕掛け人の本気を感じるわ」 律「仕掛け人はツルレイシに恨みでもあったのか?」 梓「むしろ愛していたのでは?」 唯「でもこうして愛の込められたゴーヤーがゴミ袋に詰められている姿を見てると…… まったく食べる気が起きてこないね!」 澪「もう生ごみにしか見えないな」 律「おいなんでゴミ袋に入れちゃったんだ」 梓「それは三十秒前の自分に言ってるんですか?」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/12/12(月) 01:06:28.59 ID:VTn7jCkN0 * 紬「レジ袋に分けてみたわ」 澪「かなりマシになったな」 律「マシとかいうな、マシとか。 このうち五袋をわたしたちで分けるとして、残り十袋か……」 梓「配れない量ではありませんけど、なんでツルレイシって思われそうで辛いですね」 紬「間違いなく不審者ね」 律「憂ちゃんなら使い切れない?」 唯「できるかもわからないけど、 食卓がゴーヤーまみれになるのはお断りだよ」 紬「朝昼晩、おはようからおやすみまでツルレイシ」 梓「良かったじゃないですか唯先輩、まるで沖縄旅行ですよ」 唯「あずにゃんの中の沖縄にはゴーヤー畑しかないのかな」 続きを読む