転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1559659539/ 1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/06/04(火) 23:45:39.98 ID:n8U11W0ZO ある日の昼下がり。アリスはお姉さんと一緒に本を読んでいましたがスッカリ飽きてしまいお姉さんの目を盗んで川のほとりでくつろいでいました。 絵里「あ~あ~本を読むのも飽きちゃったな~」 亜里沙「アリスー?アリスーー?どこに行ったの?」 絵里「わっ!?お姉ちゃんが私の事を探してる。って言うか…なんで亜里沙が私の姉役なのよ…。悪意を感じるわ」 その時、チョッキを着て大きな懐中時計を持ったウサギが走っているのを見つけました。 海未「大変です。遅刻…このままでは遅刻です。女王様に叱られてしまいます」 絵里「どうしたのかしら?気になるわ」 2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/06/05(水) 00:16:28.43 ID:oK3mcvm2O アリスはウサギが気になり追いかけているとそのうちトンネルに入いりその先にあった穴に落ちてしまいました。 絵里「きゃあああああ」 ズドン 絵里「イタタタ…何んでこんな所に穴が…」 海未「あ~遅刻、遅刻」 絵里「あっ!?さっきのウサギさんだわ」 アリスはウサギを見つけ追いかけている途中に奇妙な空間の部屋に辿り着きました。 絵里「ここは…どこ?取り敢えずドアがあるけど…」 4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/06/05(水) 21:48:29.39 ID:ZILEXMuDO アリスがドアノブを回そうとしたその時…。 「いやいや、その大きな体じゃこの扉はくぐれないやろ」 絵里「ひいっ。ドアノブが喋った」 「ウサギが喋ってるんやし今更やん」 絵里「そうだけど…。どうすればいいのかしら」 バン!!! 絵里「きゃあ!!!な、何?」 アリスが悩んでいると急にガラスのテーブルが現れ、その上には小さな小瓶が置いてありました。 絵里「何…何なの…?何か書き置きしてあるわ」 すっごい説明口調やなぁ。 絵里「ちょっと!!!ナレーションの心の声が漏れてるわよ!!!」 5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/06/05(水) 22:03:18.02 ID:diHZ9lBy0 …。 絵里「全く。で、えっと…私を飲んで…飲めばいいのね」 ゴクゴク すると、アリスの体がわずか3cm程度になってしまいました。 絵里「体が小さくなってしまったわ。けど、これで扉を通る事が出来るわ」 ガチャガチャ 絵里「あれ?開かない…鍵が…」 ドジやなぁ。鍵は机の上の瓶の隣に置いてあったのですがアリスは小さくなり過ぎて鍵に手が届かなくなってしまったのです。 絵里「ドジは余計よっ!!」 すると今度は急に箱に入ったクッキーが急に現れました。そこには小瓶の時と同じく私を食べてと書いてありました。 続きを読む