転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1332344057/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/22(木) 00:34:17 ID:KrSczH3A 文学少女「(ぜ、絶対読ませるわけにはいかない。だってあの続きは風使いと少女が……)」 「ら、らめよぉ。お願いだから堪忍してえぇ」 「ゴムつけないと赤ちゃんできちゃうのぉ。あなたにもわかるでしょう、それくらい」 「えっ『我慢できん。赤ちゃん作るつもりだけど』って。えぇぇぇ!?」 「ま、待って、冷静に考えて。あなたと私はまだ高校生で……らめっらめなの、ひゃうん!?」 「こ、こんなの『じゃあ動くぞ』って。いやっ、いやああああん」 「ひうっ、ひっ、駄目っ激しいっ、やめてぇ、駄目なのにぃ駄目なのにぃ。こんなのってないよぉ」 「『期待してるくせに』き、期待なんてしてないもん。避妊しないとあなたの精子と私の卵子が巡り合っちゃうのよ?」 「やだっやだっ『……出るっ!』 待って待って待って待って本当に待って!」 「お母さんになっちゃう! ぴゅっぴゅ中出しされてお母さんになっちゃうよぉっ!」 文学少女「(あんなエロ小説読ませられるかーー!!)」 カァァ ヒデノリ「?」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/22(木) 00:37:43 ID:KrSczH3A ここは! いつものかわら! いつものようにふたりがいるよ! ヒデノリ「とにかく読ませてくれよ、あの風使い小説の続き」 文学少女「……駄目」 ヒデノリ「なんで?」 文学少女「駄目だから駄目」 ヒデノリ「ちょっとぐr」 文学少女「駄目!」 ヒデノリ「……」 文学少女「……」 ヒデノリ「そう言われるとこっちとしては余計読みたくなるんですがね。へえー、ふーん、ほぉー、そぉですかぁー」 文学少女「……」 ヒデノリ「決めた。決めましたー。絶対読んでやりますから。覚悟しといてください」 文学少女「(や、ヤバイ)」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/03/22(木) 00:41:03 ID:KrSczH3A 文学少女「(無理やり原稿を奪い取られでもしたらいろんな意味で私の人生終わる)」 プシュー 文学少女「(だって。や、野外で交わったり、道具使ったり、濃厚な絡みが400字詰め原稿用紙めいっぱい……!)」 ヒデノリ「あのー、何考えてんですか? ねぇ」 ヒデノリ「もしかして恥ずかしいとか? でもさあ、すでに冒頭は読んでるわけだし」 ヒデノリ「嫌なこと思い出させるつもりはないんですがね、この河原で派手にずっこけたり大泣きしたりした後じゃ」 文学少女「(……そうじゃない、そうじゃないの)」カァァァァ ヒデノリ「いまさら自作小説読まれるくらいどうってことないんじゃねえの、と思うんですわ」 ヒデノリ「一昨日の晩だったかな。急に続きが気になりだして、じゃあ読ませてもらうか、という結論に至ったんだが」 ヒデノリ「というわけでおとなしく読ませてくださーい。さあカモン」 文学少女「……駄目ったら駄目!」 フガー!! ヒデノリ「えぇー」 文学少女「じゃ!」 ダッ 続きを読む