転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490629303/ 1: ◆C2VTzcV58A 2017/03/28(火) 00:41:43.14 ID:PWsvTs7fO スーパーにて ネネ「ふう……あとは、お菓子をいくつか買って帰ろうかしら」 亜季「む? そこにいるのはネネ殿?」 ネネ「あ、亜季さん。こんにちは」 星花「奇遇ですわね」 ネネ「星花さんも。おふたりで買い物ですか?」 亜季「私はプロテインの調達に。ここのお店は、スーパーにしては珍しく品揃えがよいのであります」 星花「わたくしは、興味があったのでついてきただけですわ」 ネネ「なるほど」 2: ◆C2VTzcV58A 2017/03/28(火) 00:42:34.23 ID:PWsvTs7fO 亜季「ネネ殿は……ずいぶん大荷物のようで」 ネネ「事務所の飲み物が切れかけなので、コーヒーや紅茶を買いに来たんです。ついでに、お菓子とかそのあたりの必要になりそうなものも」 星花「P様にお願いされたのですか?」 ネネ「そういうわけではないですけど、ちょうど時間が余っていたから」 星花「まあ! さすがはネネさんですわね」 ネネ「さすがって……そこまで言われるようなことじゃ」 亜季「いえいえ。ネネ殿のそういった心遣いには、いつも助けられていますから。なかなかできることではないであります」 ネネ「そこまで言われると、照れちゃいますね。えへへ」 星花「そうですわ。ですから、たまにはわたくしたちもお手伝いをしなければ……カゴ、貸してくださいまし」 ネネ「え?」 星花「いっぱいになっていますし、わたくしがレジまでお持ちいたしますわ」 ネネ「いいんですか? いっぱい入れちゃったから、結構重いですよ?」 星花「心配いりませんわ♪ わたくし、これでもアイドルになってから鍛えられていますから!」 亜季「ここは甘えておくべきですよ、ネネ殿」 ネネ「そうですか? それなら、お願いしちゃおうかな」 星花「はい、お願いされました♪」 ネネ「じゃあ、どうぞ」 星花「はい」 ずしんっ 星花「うぐぐっ!? お、おもっ! 思ったより重いですわこれ!」 ネネ「わわっ、大丈夫ですか!?」 3: ◆C2VTzcV58A 2017/03/28(火) 00:43:16.79 ID:PWsvTs7fO 亜季「ははは、仕方ありませんな。ここは私が代わりに運ぶであります」 星花「ご、ごめんなさい……自分で言っておいて情けありませんわ……」 ネネ「お気持ちだけで十分ですよ。ありがとうございます」 星花「ネネさん……! 今度、何か素敵なお菓子をご馳走いたしますわ」 ネネ「は、はあ……お値段は、抑えめでお願いしますね」 亜季「さて、では星花殿。荷物を預かります」 星花「お、お願いします……」 ずしんっ! 亜季「むっ……」 亜季(え、割と本気で重い……) 星花「ふーっ、生き返りましたわ………亜季さん?」 亜季「い、いえっ! なんでもありませんマム」 星花「は、はあ……」 ネネ「亜季さんは身体鍛えてますもんね」 亜季「そ、そうでありますな! プロテインバンザイ!」 亜季(お、重いとか言えない空気だ……ネネ殿、さっきまで平気な顔で持ってたし) 亜季(というか、この重いカゴを、手に持つのではなくて腕にぶら下げる形で運んでいたような……もしや) 亜季「ときにネネ殿。こういった荷物を運ぶことには慣れているのでありますか?」 ネネ「そうですね。小さいころから、おつかいとかよくやっていたから……カゴいっぱいの商品を運ぶことにも慣れました」 亜季「やはりそうでありますか……」 ネネ「?」 亜季(ネネ殿、意外と怪力なのでは……?) 星花「わたくしも、プロテインに挑戦してみようかしら……」 続きを読む