転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1336152442/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/05/05(土) 02:27:22 ID:oxxQN1HE QB「鹿目まどか……その願いは、本当に君の魂を差し出すに足るものかい?」 まどか「勿論だよ」 ほむら「まどか!?貴女、自分が何を言っているのか分かっているの……!」 まどか「分かってるよ……でも、ごめんねほむらちゃん……これがやっと私が見つけ出した、本当に叶えたい私の願いなの」 ほむら「そんな……!」 QB「君の素質を持ってすれば、それは造作もない願いだね」 ほむら「駄目よ……やめなさい……!」 まどか「さぁ!叶えてよ、インキュベーター!!」 QB「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した」 ほむら「だめえええええぇぇぇぇぇぇ!!!」 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/05/05(土) 02:32:43 ID:oxxQN1HE ほむら「………はっ!」がばっ ほむら「病室……また、駄目だったのね」 ほむら「まどか…どうしたら貴女は、契約をしないでくれるというの……?」 ほむら「それに、まどかはどうしてあんな願いを………?」 まどか「私がどうしたのですか?ほむらお嬢様」 ほむら「えっ…まどか!?」 まどか「はい、まどかですけど……」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/05/05(土) 02:37:10 ID:oxxQN1HE ほむら「えっ……?」 まどか「?」 ほむら(な、なんで私の病室にまどかが!?しかもメイド姿で……可愛い。いやいや違う違う!いや、可愛いけど!可愛いけども!!) ほむら(そもそもこの時点では、まだ私とまどかは知り合ってすらいないはず……なのになんで?) 『まどか「私の願いは……ほむらちゃんのメイドさんになりたい!」』 ほむら(……まさかあの願いが、この時間軸にまで影響を?……でも、まどかの途方もない魔力ならあるいは) ほむら(はっ!ということはまさか……!) ほむら「まどか!貴女、もしかして魔法少女なの!?」 まどか「はい?魔法少女……ですか?何を言っているのです、お嬢様?私は、生まれてからずっとお嬢様のメイドですよ」 ほむら「ほっ……そう、それならいいわ」 まどか「ふふっ、おかしなお嬢様」 ほむら(良かった……まどかが既に契約済みだったらどうしようかと……) 5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2012/05/05(土) 13:01:02 ID:oxxQN1HE ほむら「……」 まどか「?」 ほむら(改めて見ると……なんて愛らしいのかしらまどか!) ほむら(黒いロングのワンピースに、エプロンを付けたシンプルなエプロンドレス……だけど、このシンプルさこそが本物のメイドの証!) ほむら(さらにリボンではなくカチューシャを付けたことで、普段は滅多に見れない髪をおろしたまどか……) ほむら(いつものまどかが可愛い一色なら、このまどかには可愛いのなかにも、一種の色気や艶っぽさが含まれている……) ほむら(そして敬語によってより大人っぽく……これはもう小悪魔なんてレベルじゃない……) ほむら(女神……そう、このまどかこそ、現代に降り立った女神と呼ぶに相応しい!!) ほむら(……私の妄想のなかのまどかそのものじゃない!最高よまどか!!) ほむら(まぁ、強いて欲を言うなら、ロングよりミニのほうが色々と楽しめたかもしれないけど……) まどか「ふんふふ~ん♪あっ……」 ほむら(いえ、ロングにはロングの味わいがあるからいいのだけど) 続きを読む