転載元 : http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/14562/1387717601/ 1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:06:41 ID:I.AoeYEw ※進撃世界になぜかクリスマスがあります。 ※『サンタクロースっているんでしょうか?』を読んで浮かんだネタ。 ※時期は訓練兵1年生の冬。 2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:07:48 ID:I.AoeYEw エレン「ああ、サンタはホントにいるんだよな!?」ガシッ ベルトルト「……ええと、まずなんでそんな話になってるのか聞いてもいい かな?」メガコワイヨ… アルミン「読書中にごめんよベルトルト。実はさっきジャンが…」 エレン「『サンタぁ? そんなもん、いるわけねーだろwww』って馬鹿に しやがったんだ!」 ベルトルト「うわぁ(予想通り…)」 3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:08:26 ID:I.AoeYEw エレン「もうすぐクリスマスだろ? 小さいころは毎年、枕元にプレゼント が置いてあったよなーって思い出してさ」 エレン「ずっと欲しかった本をもらった時には嬉しかったなあ、とか、サン タさんに手紙を書いたなあ、とか、ミカサも一緒に話してたんだ」 ベルトルト「うん(なんかオチが見えたような…)」 エレン「そしたらジャンの奴が、急に話に割り込んで来やがって…!」 ベルトルト「(嫉妬か)」 アルミン「(嫉妬だよね)」 4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:09:01 ID:I.AoeYEw エレン「でもあいつ、サンタなんかいるわけないって貶すだけでさ。だった らなんでプレゼントが置いてあったんだよ!って言ったら、ごまかして逃げ やがったんだぜ」 エレン「『そんなの決まってんだろ、そいつは…』とか言いかけてたけど、 どうせ思い付かなかったんだろ」 ベルトルト「ああー…」チラッ アルミン「ハハ…」チラッ ベルトルト「(たぶん、『おまえの親が置いてたんだよ』って言いそうにな って、慌ててひっこめたんだろうなあ)」 アルミン「(僕らの家族のことを思い出して、言っちゃいけないって思った んだろうね…)」 エレン「?」 5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/12/22(日) 22:10:25 ID:I.AoeYEw エレン「まあ、ジャンがむかつくのはいつものことだけど。もしかしてあいつの家にはサンタが来なかったのかもしれないって思ってさ」 エレン「で、他のみんなはどうだったのかなって」 ベルトルト「なるほど。それで僕に?」 エレン「ああ。実は俺たちも、開拓地に行ってからはサンタが来てくれなかったから…」シュン アルミン「し、仕方ないよ! あんなことがあってきっとサンタさんも大変だったんだ。別にエレンやミカサが悪い子だったってわけじゃないよ!」 ベルトルト「……(心が痛い)」ズキズキ 続きを読む