宗教上の理由で同性愛カップルにケーキは作れない…アメリカで話題の裁判に結論

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この結論に驚いた人もいたのではないでしょうか。自由や平等を標榜するアメリカで、特定の属性を持った人へのサービス提供を断ることができるなんて!

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同性婚カップルへのケーキ販売拒否 米最高裁が店側を支持
Jun 11 2018 via News Sphere

マスターピース・ケーキショップのオーナーのジャック・フィリップス氏(AP Photo / David Zalubowski)





 米最高裁判所は今月4日、同性カップルにウエディングケーキの製造を拒否したコロラド州ケーキ店を支持する判決を下した。ただし企業が宗教上の理由から、ゲイやレズビアンに対するサービスを拒否することの是非という、より大きな問題については、審議を見送るとした。
 裁判所は、ケーキ店店主、ジャック・フィリップス氏の主張を、コロラド州人権委員会(Colorado Civil Rights Commission)に対する反宗教的偏見であるとして棄却。しかし判事らがその判決を覆した。投票の結果、9人中7人の判事が、同委員会の主張は、合衆国憲法修正第1条により保護されるフィリップス氏の人権侵害に当たるとした。

 
これは面白い結論
私は正直いってまず間違いなくケーキ屋さんの方が負けると思っていました。同性婚をする人に対して、同性婚に反対している人がケーキを作らない。商業的サービスを提供することを拒否することなどできないと思ったからです。というかもっと一般化すると、客の属性によってサービスの提供を断ることができないと思ったのです。
 
そうですよね、少し昔を思い出してみましょう。白人にしかサービスを提供しない店なんかも昔はありましたがそれらは全て極めて差別的だという理由で禁じられてきました。いまでももちろんそうです。これについては多くの人が同意するにもかかわらず、なぜ同性婚であると話が変わるのか。今回の裁判では宗教の自由が語られたですが、あまり納得できない。なぜならば、黒人差別は宗教的にも認められていたからです… 。正直不思議な判決であるかのように思います。
 
とはいえ今回の裁判の結果が重要な意味を持つことは間違いありません。宗教上の理由でサービスを提供しないことが許されるのならば、今後何が起きるかわかりません。もちろん今回の裁判の限定された状況、条件があったことは事実ですが、多くの一般人からすれば「同性愛者にはサービスを提供しなくても良い」と認識することもまた容易に想像ができるからです。
 
今回の裁判についてはこの結果を広めるだけではなく、その結果を裏付ける理屈についてもきちんと表明するべきでしょう。これは非常に重要なポイントだと思います。それなくして結果だけ広まれば牽強付会で好き勝手自分の主張に利用する人たちが出てくるからです。
 
結論には納得する面もある
とはいえ、同時に私は今回の結果に納得する部分が無いわけではありません。というのも、おそらくこの地域には他にもたくさんのケーキ屋さんがあるだろうし、またその中には非常に好意的・友好的にこの仕事を引き受けるケーキ屋さんもあるだろうことが想像できるからです。アクセスが完全に奪われてしまっていて、かつそれが制度的に許されているなら大問題ですが、おそらく今回のケースはそれにはあたらない。
 
とはいえ、だからといって「同性愛者だけは、自分のことを追い返さないケーキ屋さんを探さなければならない」という状況が不当な状況であることも事実ですから、これは結局その国や地域が何をフェアだと考えるかによるのでしょう。今回はケーキ屋さんの宗教的信条の自由が認められる形になりましたが、今度も常にそうであるとは考えにくい。相当に敬虔な人だという感じじゃなければ今後の裁判で覆されることも全然ありえるでしょう。
 
これまで全然宗教のことなどお首にも出していなかったのに、ただ同性愛者へのサービス提供を断るために自分の宗教に反するとうそぶく人間が多くなるのであればこれは大問題でしょう。

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