自分の力で稼げるようにならなければあなたの人生がこれからどうなるのかはわからない。なぜならば会社が安定的な働き場ではなくなってきているからだ。 オススメ記事 写真=iStock.com/Zinkevych 政府は「働き方改革」の一環として、副業・兼業の推進を掲げている。2017年3月28日に発表された「働き方改革実現計画」では、副業・兼業は「柔軟な働き方がしやすい環境整備」の一手段として位置付けられている。 より具体的には「新たな技術の開発、オープンイノベーションや起業の手段、そして第2の人生の準備として有効である」としたうえで、「副業・兼業を認めている企業はいまだ極めて少なく、その普及を図っていることは重要である」と記されている。こうした方針を受け、厚生労働省は2018年1月、「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を公表するとともに、従来は副業・兼業を原則禁止としていたモデル就業規則を見直し、原則許容する形に改定した。 こうしたなか、企業の間には副業・兼業を認めるケースが徐々に広がっている。人材紹介大手のリクルートキャリアが中小企業庁委託事業として、2014年11月から15年2月にかけて行った企業へのアンケート調査では、「推進している」が0.0%、「推進していないが容認している」が14.7%であった(※1)。同社が2017年1月に独自に行ったアンケート調査では、「推進している」が0.3%、「容認している」が22.6%となっており(※2)、緩やかに広がる動きがみられる。今年に入ってからも、新生銀行やユニ・チャームが副業を解禁したとの報道が伝えられている。 このように企業が兼業・副業に対して、前向きな姿勢を示すようになった背景には何があるのか。導入企業の多くは、従業員が新たな知見を獲得したり、これまでになかった人脈を形成することにメリットを置いている。それが従業員のモチベーションの向上や能力・知見の幅を広げることで、いわば間接的に本業のプラスになる効果を期待するというわけである。 直接的でわかりやすい理由は人材確保であろう。なかでもインターネット関連をはじめとしたベンチャー企業では、深刻化する人手不足が深刻化しており、優秀な人材を獲得するため、兼業・副業を認めるとの面が大きい。最近は商品を自らのサイトやブログで紹介して報酬を得るアフィリエイトを手掛けるなど、学生時代からビジネスで収入を得ている人材も増えており、彼らを採用するには副業を認める必要がある、といった話も聞く。 人材不足はこの先一層深刻化する見通しであり、それが副業解禁の追い風になる状況は今後も続くだろう。すでに指摘したように、政府は副業・兼業を推進する方針でありそうした政府のスタンスも副業普及の後押し材料になる。 via: 副業推進の狙いは「人件費削減」は本当か | プレジデントオンライン 自分で稼がないとまずい時代 もうこれでもかと言うほど沢山のメディアで取り上げられているように、いまは自分で稼げるようにならないといけない時代です。でも、これは決してユートピアではありませんし、ハッピーなことでもないと考えています。要するにこれは「もうこれまでみたいにみんなを支えられないよ」という会社のギブアップ宣言なのです。 一昔前に複業がNGだった理由はなんでしょう。それは「お前らが食っていく分の金は払うから、時間をおれに捧げろ」と企業側が言えていたからなんです。衣食住を支える代りに、これからの生活の安定を提供する代わりに、人生を差し出せ。傲慢な考えのように見えますが、今の時代よりはマシ。だって今は人生を捧げているのに安定をくれないのだから。最低の部類でしょう。 そしてとうとう政府もそれを諦めて受け入れたということなんですね。企業がちゃんとしていれば国民の生活というのはある意味安心して見守っていられるのですが、生活を支える労働や雇用といったものが崩壊することで、もはや「個人で頑張るしか無い時代」になってしまったのです。つまり、副業解禁は時代の流れですが、しかしそれは決してポジティブな意味ではないのです。 自分で稼がないと、生きていけなくなる。会社が給料をくれる時代というのはもうそんなに長くない。エリートサラリーマンですら怪しいのに、一般的な会社員では生きていけるかわからないということなんです。これがとても大切なところなのですが、副業はエリートはしなくてよいのです。むしろ普通の人の方がやらないとまずい、そういうものなのです。 サバイバルスキルのようなものだ 要するに、副業というのはなんだかすごい人たちがやるものではなく、むしろ雑草魂のある人たちが食い扶持を稼ぐためにやらなきゃいけないものなのです。たっぷりの給料を安定的にこれから数十年間貰い続ける自信のある人に副業は必要ありません。副業が必要なのは、むしろ不安定な人たちなのです。 とにかくオススメは本業の労働時間を短いものにすること。そんなに稼げなくて良いから副業や学習に時間を使えるような本業にして、その時間を使って自分が稼げる人間になるためのステップアップの時間を持つ必要があります。一刻も早くやらないといけないのですが、副業が必要な層ほど時間やお金の余裕がなくてこの判断が下せないというのが人生の真理感がありますね…。