島根県議「性同一性障害であっても男のモノをぶらさげたまま女風呂に入るのは混乱を招く」は謝罪に向かうか?

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性同一性障害に対する配慮が無いとして謝罪を求められている島根県議ですが、謝罪は真っ向から拒否。一体どうなっていくのでしょうか。

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LGBTめぐる島根県議の発言は「不適切」 支援団体代表、謝罪求める
via 産経新聞






 国に性同一性障害特例法の改正を求める陳情を島根県議会に提出した市民団体代表が15日、島根県庁で記者会見し、昨年9月の審議の場で男性県議が「女性の風呂に男性のものをぶら下げた人が入ったら混乱する」と発言したのは不適切だとして謝罪を求めた。
 会見したのは性的少数者(LGBT)を支援する市民団体「のりこえねっと紫の風」の上田地優(ちひろ)代表。性別適合手術を受けなくても性別変更を認める法改正を国に請願するよう陳情で求めた。
 昨年9月26日、建設環境委員会で審査した際、この県議は、男性として生まれたLGBTが、手術をせずに「女性の風呂に入り中でひげでもそったら、(周囲の女性は)びびると思う」と発言した。取材に対し「心と体の性が一致する人にも配慮しなきゃいけないという趣旨だ。意見を変える気も謝る気もない」と答えている。
 上田代表は「県議は笑いながら発言していた。発言のレベルはネット上の誹謗中傷と同じで、同席の県の人権問題関係者から発言に反応や擁護がないこともショックだった」と話した。審議後、陳情を取り下げた。
 上田代表は、LGBTのコントラバス奏者の公演ポスターに「おネエ系」という言葉が使われたのは「不快」だと指摘。9日開催予定だった公演は中止となり、会見はその経緯を説明するとして開かれた。


 
難しい問題
うーん、これは非常に難しい問題ですね。なぜなら、この問題は2つの側面から考えることが出来るからです。1つは、彼自身の発言の内容です。内容自体も当然議論の余地のあるところです。そしてもう1つの側面は、彼のその話す振る舞いそのものです。この2つを切り分けて考えてみましょう。
 
前者の発言の内容について。簡単に言うと、「女性の風呂に男性のものをぶら下げた人が入ったら混乱する」という発言の倫理的な意味が問われているわけですね。正直に言って、これは多くの人が同意するところではないでしょうか。もちろん大前提として、女性の中にも同性愛者はいますし、非性愛者の人だっています。とはいえそれは少なくとも外見のレベルでは現れないものです。実際にその人が何らかの加害行為を行わない限り、それ自体が問題となることはありません。
 
しかし、男性器を持っている人が女風呂に入るとなると話は別でしょう。その方はもしかしたら胸などはすでに手術済みだが、精神的な理由や時期の問題などで性器の手術をしていないものの精神的には女性だと仮定します。そうであっても、そのような内面を理解することは極めて難しいでしょう。多くの女性にとっては不安を覚えるのではないでしょうか。
 
振る舞いの側面
上記の通り、果たして県議の発言そのものが大きな問題かというと少なくとも私にはそう思えません。そう思う人もいるかもしれませんが、謝罪するほど明確な責任や加害性がある発言だとは思わないからです。
 
しかし、その振る舞いについてはどうでしょう。この発言自体も、内容には理解ができるものの、その発言の文脈を無視することはできません。もしかしたら性同一性障害の人を馬鹿にしたり、ジョークにすることにって加害するような意味合いで使っている可能性があるからです。その場合は当然加害的な行為であって、県議が公的な立場を持って市民の福祉を考える立場であることを考えると不適当であると批判されるのも当然です。
 
ですから、今回の問題についてその文脈まで読み取って考えるか、それとも単に発言だけを取り上げて問題にするかによって、議論の幅がかなり広いものになりそうです。そして一番やっかいなことは、この2つのレベル感があることに気づかずに相互に批判しあうような議論。それは一番無駄な上に傷つけあうばかりなので避けたいところですね。

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