進む生殖科学、別れた妻に勝手に凍結精子で妊娠出産されるケースも現れる

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様々な科学技術の発達によって、あらゆるトラブルが新たに現れています。勝手に自分の精子を使われるとはどんな気分なのでしょう…。

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凍結受精卵で出産、2審も「父子でない」認めず

4/26(木) 14:39配信




 凍結保存していた受精卵を別居中の妻が無断で用いて出産した長女(3)について、父親で奈良県内に住む40歳代の外国籍の男性が、法的な父子関係がないことの確認を求めた訴訟の控訴審判決で、大阪高裁は26日、請求を退けた1審・奈良家裁判決を支持し、男性の控訴を棄却した。

 昨年12月の1審判決は、体外受精による子との間に法的な父子関係を認めるには「受精卵使用時に夫の同意が必要」との判断基準を示したが、この日の判決で江口とし子裁判長は「判断は不要」と言及しなかった。

 そのうえで、今回の裁判は、結婚中に妻が妊娠した子は夫の子とみなす民法の「嫡出推定」に該当するかどうかで争うべきで、「親子関係の不存在確認訴訟」は不適法だと判断した。男性は上告する。

 判決によると、男性は2004年に日本人女性と結婚。10年に奈良市内の医院で受精卵を凍結保存した。その後、夫婦関係が悪化して別居したが、女性は男性の同意を得ずに受精卵を移植し、15年に長女を出産。夫婦は16年に離婚した。


 
背景がわからないけれどちょっとしたホラー
うーん、これは事情や背景がわからないので憶測になってしまうのですが、これって男性側からしたらメチャクチャな恐怖ですよね。自分の知らないところで、凍結された精子を使って妊娠する女性がいるって。本人の同意なしに妊娠されて出産されたってことは、自分の生物学上の子どもが勝手に作られたってことですよね。
 
これは女性が望まない妊娠をさせられることが当然罰されるべき極めて問題のある行為であるのと同様に、男性も望まない形で自分の子供を作られることはなんとしても避けるべきことだし、許されることではないでしょう。この女性が、むしろなんらかの犯罪行為に該当する行いをしているのではないかと考えるのは私だけでしょうか。こんなこと勝手にされたら困りますよね。
 
生命の科学
20世紀は物理学の世紀だと言われました。その頂点に立つのは原子力です。地球上の人類を何十回分も殺すことが出来るほどの恐ろしい破壊力を持った核兵器がいま先進国を中心に配備されています。彼らが何かをちょっと誤れば世界は滅びます。また、原子力発電という魔法のエネルギーもまた原子力です。正負両方に強烈な意味を持った原子力エネルギーもまた物理学が生み出した人類が持ってはいけなかった道具かもしれません。
 
しかし、それほど強烈な物理学も21世紀を担うわけではありません。21世紀の科学と言われているのは、情報あるいは生命科学だと言われています。なぜならば、それは私達という人類そのものに踏み込んだものになるからです。いま、私達の遺伝子の構成要素を一番小さく分解したものを、その1つにターゲットを絞って編集するようなツールも出てきています。人類をデザインすることは既に可能となっています。
 
もしかしたらこれから、誰かの髪の毛を一本奪えばそこからDNAを作って生殖細胞まで生み出すことが出来るようになるかもしれません。そうすれば芸能人や政治家などの精子を勝手に使って妊娠しようとする女性が現れることも、またそれによって身に覚えのない脅迫を受ける男性が出てくることもあるでしょう。
 
生命科学が発展すればするほど、私達の常識というのは簡単に吹き飛んでしまうでしょう。いずれ腕を失ってもすぐに自分の細胞を培養して再生することが出来るようになるでしょう。遺伝病を持っている人の遺伝子はデザインされ子どもに遺伝しないように出来るでしょう。そっくり同じような人間を生み出すこともきっと…今後の生命科学の発達と私達の倫理観の変遷は非常に面白いトピックだと思います。

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