ボストンマラソンにテロの魔の手が迫ったときのことを思い出します。あれから社会はどんどん殺伐としていますね。未然に防げて本当に良かったです。 オススメ記事 【4月9日 AFP】ドイツの首都ベルリン当局は8日、この日同市で開催されたハーフマラソンで「暴力犯罪」の実行を企図していたとして、容疑者6人を逮捕したと発表した。大会にはランナー3万6000人が出走し、多数の観客が沿道で応援した。 検察および警察が出した声明によると、当局は「逮捕した18~21歳の容疑者らが、同大会に関連した暴力犯罪の計画に関与した可能性を示唆する個別の情報」を入手したという。 治安当局はこれらの情報を重大視するとともに、前日7日に同国西部ミュンスター(Muenster)で車がカフェに突っ込み2人が死亡する事件が発生したことにも鑑み、容疑者らの一斉拘束に踏み切ったとしている。 警察報道官は後にAFPの取材に対し、警察が今回の強制捜査で「データ保存装置、携帯電話、車両2台と小型刃物1丁」を押収したと明かした。 ハーフマラソン大会は警官約630人が警備に当たる中、無事開催された。(c)AFP/Deborah COLE via: 独ベルリンのハーフマラソンで攻撃企図か、6人逮捕 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News 市民を攻撃するテロの罪 もう本当にこういう犯罪は最も許しがたいですね。テロの一番腹が立つ所は、それが無関係の市民達を大量に人質にするところなんです。まだ昔の要人を暗殺するテロリズムのほうがよほど正当化しやすかったのではないでしょうか。もちろんそれを肯定するわけではありませんが、このようなやり方は彼らが主張したい内容に対する反発を著しく高めるのは間違いありません。 私たちの権利を侵害するな! と言いながら無関係の市民を大量に虐殺するような奴らの意見、聞く耳持つ気にになるわけがない。むしろよくもこんなことをしたな、と憎悪を増してますます弾圧的になるだけです。双方が暴力的になっても何かが解決に向かうわけもありません。一体誰がこのテロを指示しているのかわかりませんが、本当に悪手だと思います。 ボストンマラソンのテロも大きな爪痕を残しました。最近、日本がベルギーで国際試合をするときにも爆弾予告があったりしました。普通に普段生きていて楽しく暮らしているさなかに爆弾によって家族を失い、自らも足や手を失ってしまうかもしれない。そんな恐怖が日常に蔓延しているような社会は断固阻止しなくてはなりません。 なぜこんな時代になったのか しかし、こんな物騒な時代にいつからなってしまったのでしょうか。そんな風に考えてみると、そもそも人類の歴史というのがどれほど暴力にまみれていたのかということを思い知らされます。何万年も前から、人類は殺し合い続けてきたと言っても良いのです。 そして、その時はもっと大規模な戦争がたくさんありました。1900年代など、まさにその頂点を究めたと言っても良いでしょう。核爆弾は市街地に落とされました。それは無関係の市民を殺すことと同義です。兵士も市民も関係なく無差別に大量に殺し、しかもその毒性は長きに渡ってその地に残る。これほど残虐な行為は見たことがありません。 そしてその加害者は紛れもなくいまテロに苦しめられているアメリカなのです。彼らが殺した人数に比べれば、9.11などで亡くなられた数も微々たるものであることは間違いありません。被害者は時には加害者でもあった。とするなら、いま加害を行っているテロリスト達はいつか被害者だったのでしょうか? そしてその怒りはどのように緩和することが出来るのでしょうか。