元々は小学校3年生くらいまでを受け入れることが多かった学童保育、いよいよ公的なものでは解決出来なくなってきたのではないか。 オススメ記事 千葉市の学童「待機」急増、前年度比2倍超631人 子どもルーム整備追いつかず (2/2ページ) – 産経ニュース 市健全育成課は、利用希望者が増えた理由について「はっきりは分からないが、女性の社会進出があるのではないか」と分析。また、昨年3月に松戸市で起きた女児誘拐・殺害事件の発生など、治安情勢への不安の高まりも背景にあるものとみられる。 高学年となっても放課後に子供だけで留守番をさせるのは不安で、安心な居場所を求める親のニーズが高いことが浮き彫りとなり、市は今後、受け皿作りを充実させる新たな対策に迫られそうだ。 同課は「未就学児の保育所の整備に比べてクローズアップされてこなかった。後手に回っている面は否めないので、引き続き対策をとって整備したい」と話している。 ◇ ■千葉市の子どもルーム 就労などで保護者が昼間家庭にいない児童を対象に、授業が終わった後の遊びや生活の場を提供する市の放課後児童健全育成事業。低学年ルーム(1~3年)と高学年ルーム(4~6年)がある。運営は市社会福祉協議会に委託しており、社協が指導員の採用や研修、報酬の支払いなどを行っている。指導員は保育士、幼稚園教諭、社会福祉士などの有資格者が多い。 via: 千葉市の学童「待機」急増、前年度比2倍超631人 子どもルーム整備追いつかず (2/2ページ) – 産経ニュース 子どもはどこにいればよいんだろう 今回のニュースはなんだか考えることが多い。一昔前は、こういう学童保育みたいなものっていうのは小学校の低学年向けのものだったように記憶している。高学年くらいになると自分で家にいられたり、あるいは放課後遊んでいても危なくなかったり、あるいは部活に入って帰宅が遅くなるから親がその頃には家にいられるからだ。 しかし、そういう年代の子もこういうところに預けられるようになってきたようだ。小学校6年まで広げても、預けられる子どもはたくさん。間違いなくこういうニーズはあるんだな。この記事では「共働き世帯が増えたからでは」と予想しているみたいだけれど、そんなことはないと思う。急激に増えた理由にはならないしね。 持て余した人たちが多かったのかな、仕事をしながら子どもが家に一人でいるのは危ないかもと思ったり、部活などに入っていない子どもたちをとりあえず安心にあずけておける場所があったらそこに預けてしまうものなのかもしれない。この辺はこれから2-3年もすれば明らかになることのような気がするが、一体ニーズの本質は何なのだろう。 習い事はどこへ そういえば、習い事というのが一時期社会現象というか、同時に社会問題になっていたことも思い出す。子どもの時間を様々な習い事や塾でいっぱいにする親が増えて、教育ママ的な側面が浮き彫りにされた。色んなことを詰め込まれてのんびりした時間を持てない子どもたちに同情の声も少なくなかったように思う。 でも、ここに預けられる子どもたちはそういうものとは少し違う層の子どもたちのようだ。それは親に経済的余裕がないからなのか、はたまた教育に熱心ではないのか、それとも地域の共同体に接することを良しと考えているのか、よくわからない。地域の安全への懸念というのが強まっているという指摘は正しいのかもしれないけれど、ほんとうにそうなのか。 もしかしたら、遊ぶ場所というのがどんどん減っているのかもしれない。公園なんかも危ない遊具-だけど楽しい-はどんどん撤去されてしまっていると言うし、高学年くらいになってくると部活や習い事をする友達が増えてきてみんなで遊ぶ機会も中々持てないのかもしれない。それにしても、いわゆる未就学児の待機児童以外にこんな問題もあるなんて知らなかった。今後も追いかけてみたい。