すかいらーくグループ「シェアリングエコノミーの時代、パートで働く人も様々な店でシェアしよう」

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人手不足対策にすかいらーくグループが大きな一手を打ちました。グループ内でパートで働く従業員をシェアしようというのです。

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すかいらーく系列店でパート10万人シェア 即戦力確保 小売り・外食 2018/3/25 1:12日本経済新聞 電子版 保存 共有 その他  すかいらーくはファミリーレストランなど傘下の約3千店で、約10万人いるパートやアルバイトの店員が所属とは別の店舗で働ける仕組みを立ち上げる。情報を共有するためIT(情報技術)システムに約100億円を投資。人手不足が深刻になる中、人的資源を効率よく活用する。接客業務をほぼ統一し、他店舗勤務の時給を上乗せするなど人員の融通を前提にした経営にカジを切る。 via 日経新聞 すかいらーく系列店でパート10万人シェア 即戦力確保

 
進むシェアの文化
とうとう労働力もシェアされる時代になりました-というと少し語弊があるかもしれません。シェアするというのは要するに特定の人が所有権を強く押し出さずに、様々な人がその使用権を行使することが出来る状況だとするなら、実は日本はずっと前から労働力をシェアしてきました。
 
想像できますでしょうか、つまるところ派遣社員というのがこの労働力のシェアに相当するのです。その労働者を所有-そのためには保健に入ったり給与を毎年上げる努力をしたり-することなく、あくまで短期的に使用するだけです。シェアリングエコノミーのメリットのご多分に漏れず、イニシャルコストもランニングコストも低く使用することが出来ます。
 
企業は好きなタイミングで利用して、必要がなくなれば利用を辞めます。まさにシェアリングエコノミーとして派遣労働者は存在していると言えましょう。もちろん壊したりすると弁償金が発生することもありますが、一般的なシェアリングエコノミーと違ってそれを管理する人間がいないので、弁償するべき相手も見つからないことがよくあります。そうなるともう誰にもその被害は救済されません。
 
朗報なのか?
嫌な言い方ばかりしましたが、こういう契約方法は必ずしも悪いことばかりではありません。なんといっても企業が自由に労働力を調整出来るのですから、常に最適なパフォーマンスを発揮するための土台になります。大事なのはそれによって生まれた利益がきちんと関係者に分配されたり投資されることですが、それが労働力に戻ってくることが中々無いのが辛いところです。
 
シェアリングエコノミーで楽している人が、そのアイテムを購入することはあるでしょうか。カーシェアリングをしている人が、その便利さに気づいて車を購入することはあるでしょうか。あると良いですね、労働者も正規雇用されれば良いなと思います。でも、少なくともそのレンタカーを購入することはあまり無いでしょう。新車を買うのではないでしょうか、つまるところ新卒を。
 
シェアリングエコノミー、現代を特徴づけるものの1つだと言われたりもしますが私はそんな風にはあまり考えていません。要するにお金がなくなってきて所有することが難しくなってきたからこそ、何人かで協働して利用しましょうということです。なんとも暗い話になってしまいましたがこれが現実ではないかと思います。

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