色々なことに乗り遅れている日本社会だが、働き方改革などと合わせて考えても積極的に行うべき改革の一つがこのキャッシュレス化だと私は考えている。 オススメ記事 キャッシュレス決済比率、日本はわずか2割程度? キャッシュレス化が急速に進行する最大の理由は、「ビジネスの効率化」と言っていいだろう。現金の受け渡しといった煩雑な作業から解放される。 たとえば、2015年の「BIS(国際決済銀行)」のデータによれば、日本の1人当たりの年間カード決済額は4000ドルにも満たない。トップの米国(1万7000ドル超)の3分の1程度に過ぎない。日本の産業界全体の非効率化が叫ばれている中で、政府も本気を出してキャッシュレス化を推進しないと、日本はこの分野でも後れを取るのかもしれない。 実際、日本のキャッシュレス決済率の低さを示すデータを見ると大きなインパクトがある。 <キャッシュレス決済比率> ●日本……18% ●韓国……54% ●中国……55% ●米国……41% (2015年、日本は内閣府、日本クレジット協会推進協議会、日本銀行、他国はEUROMONITOR INTERNATIONAL年次レポートより、経済産業省「FinTechビジョンについて」) ちなみに、キャッシュレス決済比率の2016年の最新値では23.6%と増えているものの、2017年6月に閣議決定された「未来投資戦略2017――Society5.0の実現に向けた改革――」では、今後2027年6月までの10年間でキャッシュレス決済比率を4割程度に目指すことを決めている。 via: 日本が現金払い主義からまるで脱せない理由 | 家計・貯金 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準 キャッシュレス生活は便利 私は普段の生活のかなりの部分をキャッシュレスに置き換えて生活しているのですが、その便利さと言ったら現金を使っていた頃とは比べ物になりません。もちろん都心などに住んでいないとこのような生活が中々しづらいであろうことは前提になりますが、それにしてももっとキャッシュレスな人が増えても不思議じゃないのになと思います。 なんといってもキャッシュレスにする一番のメリットはすべてのお金の動きがインターネット上で確認出来るようになることです。もちろん諸々設定は必要になりますが、最近はどんどんこの設定も簡単になっています。どこでなんという店でいくら使ったのかというのはすべて後で確認出来るようになるのです。今までわざわざレシートを残しておいて家計簿を付けていたような人からするととんでもない変化です。 それこそ家計簿ソフトのようなものとそのオンライン上のデータを共有、接続することも出来ますから、使ったお金や店の情報はすべてオンラインで確認した上で、それを仕分けして家計簿を付けることだって出来るのです。これが出来ればもう煩わしいたくさんのレシートなどから完全に開放されることが可能です。 企業も同様 これは企業も同様です。というか、企業の方がもっとキャッシュレスが進んだら嬉しいでしょう。一番の理由は現金を使わなくて済むことによって、細かい計算とかお金の管理というものをしなくて良いようになることです。レジのお金の数え間違いや、なぜかお金の計算があわず帰れなくなってしまう経理の人間はいなくなります。というか経理の人間は減るでしょうけれど。 現金を使わずすべてデータ上で管理することが出来れば計算ミスというのは理論上起こりません。人間なら何気なくやってしまうような様々なミスを機械は犯さないからです。数字上の計算は人間よりも間違いなく完ぺきにこなすことができます。これは企業にとっては1.人件費の削減になるし、2.透明な経営が出来るようになります。現金だとその場ですぐに現在の経営状況を確認することが出来ませんが、データであればリアルタイムですべて管理が出来るようになります。これは大きな大きな変化です。 一般人も企業も、もっとキャッシュレス生活が発展すれば間違いなく便利になります。財布という概念もなくなって、それこそスマホ1つですべての支払いを完結することが出来るようになるでしょうし、企業は経理に使っていたたくさんのリソースを他のものに当てられるようになるでしょう。