ロシアの大統領選挙、プーチン余裕の圧勝の陰に大量の選挙不正あり

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なんというか、日本の公文書偽造が可愛く思えるくらいにとんでもないロシアの現状。これが先進国の一つとして元気にやっているんだから国際社会って恐ろしい。

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 ロシア中央選管のパムフィロワ委員長は19日、18日投票の大統領選で、モスクワ州など5カ所の投票所で不正があり、投票結果を無効にしたと発表した。野党系サイトなどでは、監視カメラがとらえた今回の選挙での不正行為とする動画が次々に投稿されている。
 モスクワ州の投票所では、選管当局者の女性2人が、10枚以上とみられる投票用紙の束を投票箱に次々と投票。2人は職務から外され、その投票箱の結果は無効となった。類似の不正が南部ダゲスタン共和国やケメロボ州などでもあった。
 過去の選挙での不正投票発生を受け、今回の選挙では全土に約43300の監視カメラを投票所に設置。投票の様子はすべて中央選管のホームページ上で生中継され、その結果、動画の投稿が相次いだ。(共同)
via: 【露大統領選】選挙不正の動画投稿相次ぐ 選管当局者が用紙の束投票か – 産経ニュース

 
ロシアと民主主義
ロシアと民主主義という言葉ほど隣に並ぶのが不思議な取り合わせもありません。ロシアは社会主義国家として知られており、その側面ばかりが取り上げられてるように思います。しかし社会主義というのは資本主義との対比であって民主主義とは関係がないという風に思われがち。
 
社会主義というのは民主主義と非常に相性が悪く、それはすなわちきちんとした選挙が行われない可能性が非常に高いということを意味しています。今回のニュースはまさにこれですね。
 
社会主義の基本的なコンセプトは中央集権です。頭の良い一部のエリートが国家全体のことを考えて様々な経済政策を設計し、末端の人間はそれを正確にオペレーションするということが社会主義の非常に重要なコンセプトになります。
 
それが意味するところは、末端と中央の間の強力な権力の違いです。それはそのまま全体主義的な考え方を生みます。つまり末端と中心が明確に権力が違うのは全体として機能しているから良いのであるという考え方です。
 
全体として機能してさえいれば、国民の間に格差があったとしてもそれは問題なく、優秀で権力を持った人間がそのパワーを最大限活用して全体の利益になるのであれば良しとするという文化。これは民主主義とは全く対立するものであります。
 
不正も当たり前のロシア
そのような意味で今回のプーチン大統領選挙のあまりにもわかりやすすぎる選挙不正についても理解することができるようになります。もはやこのような現状を見ても多くの人はまあプーチンは優秀だし権力を持っているのだからこのような事をしても許されるのだろう、と考えるのです。
 
これが本当に現代社会で起きている、しかも国際社会の中でも最も重要な立ち位置を占めている国家の一つであるロシアでこのようなことが起きてるというのはにわかには信じられません。
 
しかし、民主主義が十分に発達してない骨格においてはこのようなことが起きても不思議ではないということがよくわかります。最近日本でも公文書偽造の問題が大きく取り上げられていますが果たしてロシアのことを笑える状況にあるのでしょうか。民主主義の崩壊というのは案外日本でも起きてるのかもしれません。

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