戦争省が国防省と名前を変えるように、SNSもまた監視システムの別名なのだと断ずるスノーデン氏。個人情報、プライバシーの問題は普段生きているとほとんど感じませんが世界レベルでは大きな議論が行われています。 オススメ記事 アメリカのエドワード・スノーデン元CIA局員が、「フェイスブックは監視システムであり、ソーシャルネットワークの名の下に人々を欺いている」と語りました。 アメリカの保守系新聞ワシントン・エグザミナーのインターネットサイトによりますと、現在ロシアに亡命中のスノーデン氏は最近、「フェイスブックは、ソーシャルネットワークの名のもとに活動する監視機関だ」と述べました。 スノーデン氏は、ツイッター上で、「一般人のプライベートな生活に関する情報を集め、売り上げや収入を得るビジネスは、監視機関とよぶべきだろう」としました。 さらに、「それらのビジネスを行う人は、戦争省から国防省に名称を変更するのと同様に、監視機関をソーシャルネットワークという呼び名に変更して巧みに人々を欺いている」と語っています。 via: スノーデン氏、「フェイスブックは欺瞞的なソーシャルネットワーク」 – Pars Today 膨大な量の個人情報 Facebook のような SNS が流行りだしてからもう5年も10年も経とうとしています。最初の頃は何となく実名を出して様々なことを投稿することに抵抗のあった人達も、今となっては写真やテキストなど人によっては動画までアップロードするようになりました。 当然そこで投稿するだけではなくて、その投稿に対してコメントをしたり、他の人とメッセージをしたり、Facebook グループやイベントを使って日々の生活を楽しんでる人も少なくないでしょう。 私の周りも50代や60代の方も利用するようになっているのをよく見かけますし、全年齢的にこの手の SNS というものは使われるようになっています。しかしスノーク氏が警戒するように、実際にこのような SNS は容易に監視装置になるということを私たちは忘れないようにするべきでしょう。 私達のことならなんでも知ってる 例えばよくコメントし合ってる人達同士、よくメッセージをしている人達同士、どんなものが好きなのか、誰と誰が仲がよいのか、どの人がどのタイミングで連絡を取り合って、その内容はどんなものか。 当然ながら SNSを運営する会社はそのデータを覗き見ることができます。それを悪用しようと思えばいくらでもお金を稼ぐことができます。実際にこの手のSNS とはどのようにお金を稼いでいるのでしょうか。 広告収入などはもちろんですが、他にも人の行動パターン、好み、年齢や住んでいる場所によって、どんな違いがあるのかといった顧客情報というものを、基本的にはプライバシーに抵触しない形で情報として切り出し、広告会社などに販売しています。 私たちの生活は知らない間にこのような SNS によって分析され商品として売り出されている。そして私たちはそれにほとんど無自覚である。そのような状況になっているのです。メッセージの中身をそのまま利用するような足のつく方法ではなく、顧客情報として。人間のサンプルとして売られているわけですね。 皆さんはこのようなSNSの側面に何を感じるでしょうか。私は、プライバシーを切り売りしてでも無料でこれだけ価値のあるサービスを使わせてもらっている側面も忘れないようにしたいと思います。