いよいよトランプ大統領が保護貿易を開始、本格的にアメリカ中心主義へ突き進む

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アメリカのこれまでの繁栄を築き上げてきた自由貿易という精神を自ら破壊することでアメリカを守ろうとするトランプ大統領のアクションは、どんな結果を生むのか。物見遊山的な意味で非常に関心があります。

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イルナー通信によりますと、ラガルド専務理事は、アルゼンチンの新聞ラ・ナシオンのインタビューで、アメリカのトランプ大統領に対し、貿易戦争では誰も勝者にはならないとして警告しています。
ラガルド専務理事は、G20・先進20カ国地域の財務相・中央銀行総裁による会合に出席するため、アルゼンチン・ブエノスアイレスを訪問しています。
この会合は、20日火曜と21日水曜の2日間にわたって実施されます。
トランプ大統領は今月8日、世界規模での警告を無視し、アメリカに輸入されるアルミニウムと鉄鋼への関税を引き上げる大統領令に調印しました。
この大統領令により、アメリカに輸入される鉄鋼には25%、アルミニウムには10%の関税が賦課されることになります。
トランプ大統領はまた、NAFTA・北米自由貿易協定における、アメリカの貿易相手国であるカナダとメキシコに関しては、この措置の対象外としています。
アメリカに対する鉄鋼とアルミニウムの主な輸出国であるEU、中国、そしてブラジルは、輸入品への関税を引き上げためのアメリカの全ての措置に対し、対抗措置を講じると表明しています。
フランスのマクロン大統領は今月9日、トランプ大統領との電話会談で、「鉄鋼とアルミニウムへの関税の引き上げは、貿易戦争を誘発する危険をはらんでおり、その全ての関係国が敗者となる」と強調しています。
via: IMF専務理事、「貿易戦争に勝者はいない」 – Pars Today

 
保護貿易が生み出すもの
保護貿易をアメリカがやるというのはにわかには信じられません。アメリカといえば多くの国家に対して自由貿易を行うように必死に促してきたのですから。今回のニュースを聞いたときには本当に驚きました。
 
アメリカはこれまで圧倒的な生産力を武器に自由貿易によって大きな利益を上げてきました。安く大量に物を作ることで少しでも多くの国に自分たちの商品を売ることで、自分たちの利益を生み出してきたというふうに考えているわけです。
 
当然ながら、自由貿易にはその逆の側面もあります。相手の商品の方がよければ自国の商品よりも相手の国の商品が売れるということです。これはもちろん様々な国が様々な産業を持っている以上、全ての商品において片方の国の商品だけが売れるということはほとんどありえません。
 
例えば自動車は日本の方が強いけれども、農作物ならアメリカの方が強いと言ったことは当然ありえるわけです。全ての分野において勝ちたい国は自由貿易をするべきではありません。
 
全体最適
より安く、より良いものを作れるところから買う。より安くより良いものを作って売る。これをきちんと世界全体で回すのであれば、明らかにその方が全体としての効率は良くなります。
 
しかし自由貿易をすることによる懸念はやはり自国の産業の縮小です。他の国の産業の方が強ければ自国の産業は他の国安くて良いものに取って代わられてしまうため、そこで働いてる人たちの職が失われるということは当然あり得ます。
 
そしてそれはアメリアkがこれまでずっと継続して行ってきたことです。それが自分の番になった途端このような対応をとるというのは二つの意味でおかしいと思います。一つはそもそも自由貿易を促進することによってアメリカは利益を得られるのにそれを失ってしまって良いのかということ。
 
そして二つ目はこれまで散々自分がやってきたのにも関わらず安易に保護貿易に走るというのは格好悪いことではないかということがもう一つです。
 
アメリカ自由貿易を手放すということがにわかには信じられませんかアメリカ国民を第一に考えるのであれば保護貿易の方が良いのは間違いありません。しかし長期的に考えてみると世界のより安い商品を輸入しづらくなってしまいます。それによって損をするのも又アメリカ国民であることを忘れてはなりません。

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