長時間労働が問題になっている医者や看護師業界。もっとも繊細な注意が必要な様々な業務を行う人間がほぼ酩酊状態になっていることを考えると恐ろしいものがあります。 オススメ記事 地域医療の中心となる全国約350の病院のうち、少なくとも99病院が2016年1月以降、医師の違法残業などで労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが、読売新聞の調査でわかった。 病院側は長時間労働の理由を、医師不足や正当な理由なく診療を拒めない「応召(おうしょう)義務」があるためなどと説明。医師の厳しい労働実態と労務管理の難しさが浮き彫りになった。 読売新聞は今年1月、大学病院など全国85の特定機能病院をはじめ、救命救急センターや総合周産期母子医療センター、基幹災害拠点病院(救急センターは昨年8月、その他は昨年4月現在)として認定されている計349病院にアンケート調査を実施。8日までに約8割の288病院から回答を得た。 via: 中核99病院に労基署が勧告…違法残業や未払い : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) 酩酊状態と同じ 睡眠不足が続くとアルコールを飲んで酩酊状態になっている時と変わらない思考力になってしまうという事はご存知ですか。長時間労働が続いてまともに休みを取れなくなってしまうと常にアルコールを飲んだ後のような判断力で仕事をしなくてはいけないのです。 これは医療業界に限った話ではなく与える職場において言えることですが、十分な休憩時間や睡眠時間を与えないような働かせ方というのは最終的には効率が悪いものであるということに企業はもっと気づくべきでしょう。無理をさせればさせるだけ効果が出るのだと考えているのは愚かなことです。科学的な見地からもそれはありえません。 睡眠不足で頑張ってる自分がかっこいいと思う人もいるかもしれませんがそれは完全に間違い。むしろパフォーマンスはどんどん下がっているのです。これについても面白い研究がありますが、睡眠時間を与えずに長時間パフォーマンスをさせ続けると、明らかにパフォーマンスが下がるのですが、なんと本人たちにはその自覚がなかったというのです。彼らは自分が疲れていることそしてそれによって判断力が鈍ってることを認識することができないのです。 酔っ払っている医者の手術は嫌だ 極めて常識的な関係だと思いますが、酔っ払っているお医者さんに診断されたり手術をされたいと思う人はいないでしょう。それゆえに医療業界はもっと労働問題について手を加えるべきなのです。判断力が鈍るししかも判断力が鈍っていることに気づくことができない。こんなの絶対に許さない状態でしょう。 洗える労働問題がそうですかそれが常態化してしまうとそれが異常であることに気付くこともできなくなってしまいます。今の医者や看護師といった方々の働き方は完全におかしいものになってしまっています。 労働問題に共通して言えることは人件費を投資ではなくて経費として見てしまってるところにあります。看護師の転職率は高いですし、医者もどんどん開業してしまいます。優秀な医者や看護師をきちんと手元に置いておくためにも、人件費をコストではなく投資として考えより長期にわたって優秀な人材が手元に残るようなアプローチを行っていくべきでしょう。