深刻化する人手不足、半分以上の企業が能力ある正社員不足…新卒採用以外の道を探れ

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能力ある正社員が足りない、という悲鳴が上がっている企業。でもこの人達が自分で下した決断が回り回ってこの状態を作っているのであんまり同情の余地はない。

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「1年前より深刻」が半数以上 企業の人手不足 2月1日 5時16分 企業の人手不足の実態を財務省が全国の企業を対象に調査した結果、半数以上が1年前よりも深刻になったと答え、景気の回復が続く中、人手の確保に危機感を強めていることがわかりました。 この調査は、財務省が、人手不足の実態を調べるため、全国の企業1341社を対象に、去年11月下旬から先月中旬にかけて行いました。 それによりますと、全体の71%に当たる952社が「人手不足を感じている」と回答し、中でも52.1%に当たる412社が、1年前よりも人手不足が深刻になったと答えました。 特に専門的な知識や技術を持つ正社員が不足しているという答えが目立っていて、人手が確保できないために休日出勤や長時間の残業が増え、従業員の負担が重くなっているとしています。 一方、人手不足を解消する対応策をきいたところ、80%以上の企業が、会社説明会を増やしたり初任給の引き上げたりして、採用の取り組みを強化していると回答しています。 財務省は「今回の調査では、製造業でより人手不足が深刻化している。景気回復が進む中で、専門的な人材の不足が顕著になっているのも特徴的だ」と分析しています。 via NHK 「1年前より深刻」が半数以上 企業の人手不足

 
なぜ人手不足なのか
いま、日本中が人手不足で喘いでいる。気づけば新卒の就職氷河期も終わり、求人倍数はとうとう2倍を超えた地域まで出てきている。一体なぜここまで人手不足に陥っているのか? ここではどんな人手が必要か、という視点を取り入れたい。
 
実際の所、仕事が見つからなくて大変だと嘆いていた多くの大学生はいまや仕事に就くこと自体は難しくなくなった。ただし、大卒の4割近くが非正規雇用になっているというデータもある。就職といっても不定期なものである。これを果たして就職氷河期が終わったと言えるのかはよくわからない。
 
付け加えて、企業が困っている人材不足というのは「能力ある正社員が不足している」という問題だ。なんだかここにはミスマッチがあるような気がするのは私だけだろうか。採用コストを下げるために短期雇用や不定期雇用によって従業員を安く働かせ、かつそのスキルアップなどに一切責任を負ってこなかった企業が今更になって能力がある正社員が不足しているというのだ。
 
企業が悪い
一体どの口がそんなことをほざけるのか、私にはさっぱりわからない。人手というのは単に人間がいればいいだけではない。企業の文化やゴールへの共感、チームとしての団結の育成、能力の向上、マネージャーへのステップアップといった様々な工程を経て企業にとって必要な人材というのは作られる。そこまでしないと企業で活躍できる人材というのはそう簡単に育たない。そういったコストを避けておきながら、優秀な人材がいないなどと喚くのはスーパーでお菓子を買ってもらおうと暴れまわる幼児よりもはるかに質が悪い。
 
そして、本来この時代にいてほしかったミドルといえば40歳くらいだろうか。そう、この世代の人手が足りないのは当然なのだ。就職氷河期の時に採用を渋り、多くの若者が望まない就職に身をやつしたあの時代が暗い影を落としているのである。彼らは非正規雇用という形で働き続け、スキル獲得などもうまく進まないまま年齢を重ね、年齢を重ねてしまったせいで正社員になれず、という恐ろしい世代なのである。
 
彼らを生み出し、その後正社員にして自社の人材として育てることが出来るタイミングは何度もあるのにそうしなかったのは誰か? 紛れもなく企業である。人材を甘く見て、安く使えばこうなるという良い事例だ。アリとキリギリスのように後世まで語り継がれることを望む。

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