人手不足で売り上げ減の末に… 「若い方ばかりでなく、60歳ぐらいまでの方に働いてもらえればと募集をかけていたが、電話も全然かかってこない。こんな状況は本当に初めてだったー」 これは、今回取材した運送会社の元社長の言葉です。この会社は人手不足の影響で、去年8月に破産を申請しました。異変が起きたのはおよそ3年前。退職したドライバーを補充しようとしても応募がぱったりこなくなったといいます。 会社は、景気回復で仕事が増えると見込んでトラックを新型に買い替え、実際、取引先からの発注は増えていきました。その一方で、ドライバーの確保が難しくなって、仕事を受けられない状況に陥っていきました。 高齢化もあってピーク時に16人いた社員は破産直前には8人に半減。トラックを売却するなど身の丈を縮めてしのごうとしましたが、売り上げが減り続ける中で、経営が行き詰まり、創業40年を超える長い歴史にピリオドが打たれました。 運送会社の元社長は「人がいないので仕事が受けたくても受けられない。予定していた仕事をこなすこともできず、売り上げが落ちていった。人がいれば仕事をずっと続けていたし、いろいろと考えていたこともできたと思う。本当に悔しいだけです」と語りました。 via NHK NEWS WEB “人手不足倒産” 現場でなにが?