最近、禁煙エリアでも電子タバコを吸って良いとする場所が出てきているようです。これは多くのユーザーの声を無視し、また政府の健康政策にも対立する非常に危険なことです。 オススメ記事 「加熱式電子タバコ」は、普通のタバコと同様に危険です。 受動喫煙で危害を与えることも同様で、認めるわけにはいきません 日本禁煙学会 非燃焼・加熱式タバコや電子タバコに対する日本呼吸器学会の見解 日本呼吸器学会 非燃焼・加熱式タバコの主流煙中に燃焼式タバコとほぼ同レベルのニコチンや揮発性化合物(アクロレイン、ホルムアルデヒド)、約 3 倍のアセナフテン(多芳香環炭化水素物)等の有害物質が含まれていること、が報告されています 1)。 一方、ニコチン入り電子タバコ使用者から検出されるニコチン代謝物は、燃焼式タバコ使用者を基準(100%)とするとほぼ同等量(80 – 200%)が検出されるが、タバコ特異的ニトロソアミンの尿中代謝物は燃焼式タバコ使用者の 1.5 – 4.2%、揮発性有害物質の代謝物は 20 – 60%程度と少ない、とする報告があります 2)。しかし、体内に有害物質が取り込まれているのは明らかですし、この量が健康被害の低減につながる曝露量なのか、科学的根拠はありません。 また、加熱によりエアロゾルを発生させる仕組みは、ニコチン以外のリキッド成分を分解して複雑な混合物を発生させ、発癌性物質に変化することが指摘されています 3)。葉タバコを加熱してエアロゾルを発生させるタイプの電子タバコでは、土壌中から蓄積した放射線元素のポロニウムも、燃焼式タバコと同様に含有されています。 テレビではJTが 匂いのないタバコ 煙のなすタバコ というコマーシャルを一杯流していますが、コレは要するに タバコ吸わない奴らがうるさいから 受動喫煙させられていることを わからなくしてやりました ということです。電子タバコの喫煙者の息には大量のニコチンなどの毒性物質が紙巻き煙草と同等に含まれていて、 同じように受動喫煙します。特に乳幼児、アレルギーの方や、心疾患、脳疾患、高血圧の方は受動喫煙すると危険なわけですが、 禁煙とあるのに電子タバコ喫煙されたら逃げようがない わけですよ。匂いがないからといって空中になにもないわけではない。なぜ我々の安住の地まで土足で踏み込んでくる必要があるのだ。喫煙店のほうがずっと多いじゃないか。どうしてわざわざ禁煙店に逃げている人たちまで受動喫煙させるのか。 via: 【緊急警報!!】禁煙エリアにタバコ会社が電子タバコで攻め込んできてるのを防衛せよ (2/2) 店の判断にガッカリ どうやらドトールなどが、禁煙エリアでも電子タバコは吸って良いというステッカーを貼っているようです。これには苦言を呈さざるを得ませんし、このような判断に正直がっかりすると共に驚いています。喫煙と禁煙を分けることになった理由は健康被害。そして電子タバコも健康被害に影響する。であれば、当然タバコと同様電子タバコも禁止でしょう。一体なぜokということに勝手に判断しているのかさっぱりわかりません。 いつの間にかカフェが分煙を当たり前にするようになりましたが、それもまだココ数年の話です。しかし、数年でこれだけ進んできたとも言えます。タバコの害を避けることが出来るようになったのです。これが少し前では全然違ったことを忘れてはいけません。1960-70年代ごろは電車の中でも普通にタバコが吸われ、子どもがいようと関係がなかったのです。 しかし少しずつ禁煙の方向に進んできた。その理由はタバコの健康被害が明らかになってきたからです。しかし、代替品として出てきている電子タバコもその毒性が失われたわけではありません。同様に健康被害をもたらすものだったのです。 となれば、カフェは禁煙や分煙に持ってこれたことと同じように、そのような電子タバコについても厳密に処理するべきです。というか、電子タバコを吸っている人間は喫煙席で吸えばいいじゃないですか。喫煙席で吸わない理由は別にないのだから、わざわざタバコを避けたい人と一緒の空間で吸う必要なんかまったくないでしょう。 タバコ業界が悪い しかし、忘れてはいけないのは一番悪いのはカフェでもなければ喫煙客でもありません。カフェとしては出来るだけ客が自由であるほうが良いと判断するでしょうし、喫煙客もまたタバコが悪いのはその健康問題なので、電子タバコはそれを回避出来ている、よって禁煙席で吸っても大丈夫という論理にたどり着いても不思議はありません。 問題はタバコ業界です。その毒性を十分理解しながら、タバコと違って毒性が小さいなどと嘯いて利益を手放さない態度が最も悪質なものだと私は考えます。怒りの矛先はやはり彼らに向けるべきでしょう。世界に毒を撒き散らしているタバコ業界の罪は軽くないのです。