更なる増税がたばこにのしかかっています。それに対して喫煙者が苦しむのはもちろんわかりますが、いじめという言い方には無茶がある。明らかに健康に悪いのですから仕方がないでしょう。 オススメ記事 またタバコ税が上がるそうです。(「喫煙者がいじめを受けている」 たばこ税1本当たり3円値上げに愛煙家から疑問の声)加熱式の無煙タバコも増税が検討されていますね。 昔セブンスターが180円だった頃を知っているだけに、今の日本のタバコの値段はよく上がったなと思う反面、ヨーロッパなどの値段を考えるとまだまだ余裕ありでしょうか。(2017年 世界のタバコの値段ランキング | 日本は何位?) タバコは様々な病気のリスクです。有名な肺がん、COPD、心筋梗塞、脳梗塞だけでなく、基本タバコを吸っている人の寿命は吸わない人間に比べて短いことはほぼ間違いありません。 ただコミュニケーションの道具としては間違いなく使えました。人間関係、仕事の潤滑油だったと思います。そのぶん仕事の効率は悪いという分析もありますが。 via: タバコ税値上げ いじめそれとも健康管理 たばこに更なる増税 たばこほど目の敵にされているものはない、と喫煙者は苦々しく思っていることでしょう。今後の社会保障のためにも税金を増やしたい政府は最近増税が続くタバコに更なる税金をかけようとしているようです。しかし、タバコに増税すると税収は本当に上がるのでしょうか。 実はこれについては微妙なところですよね。増税するとタバコを吸わなくなる人が増えたり、タバコを吸う量が減ったりするわけですから、税収が増えるかどうかはよくわからないところです。しかし、実際には増税が行われる。なぜでしょうか。 それは、タバコが有害で喫煙者も周りの人も健康被害を受けうるからです。自分の健康が悪くなら自由じゃないかと思うかもしれませんが、実際はそれによって病気になった時に当然ながら私たちは3割負担で医療を受けます。7割は税金なわけです。タバコによって病気になる人が増えれば、税金が使われるわけです。逆に言うとタバコを原因とした病気が減れば、その分税金は使われなくなる。 すなわち、増税によって収入が増えるかはわからないけれど支出は減るというわけです。これならたしかに増税するのもうなずける。喫煙がどのくらい健康に影響があるかわからないという人もいますが、科学的にはおそらくリスクだろうと言われているのでここはもう受け入れるしかあるまいと思います。 いじめという言葉 それにしても気に食わないのは、タバコに対する増税に対していじめという言葉を使う人です。喫煙者がいじめられているという感覚なのでしょうが、私はそうは思いません。大体喫煙者の方は、分煙や喫煙もいじめという言葉を使って反応したりしていますが、自分たちがそもそも無意識にどれだけ加害的な行為をしてきたのかということについての自覚が薄いように思います。 今まで好きなように人に迷惑をかけてこれたものが、かけられなくなった。これはいじめではなくて、むしろ今までやってきた喫煙者による周りへの加害を止めた状態。言い換えれば非喫煙者がいじめられていた状態が収まったという話です。それを自分が被害者のように語るのは筋違いでしょう。 様々な悪性物質が含まれるタバコを吸ってしまっていること、しかも中毒性があって辞められないというのは実際国家としては大問題なのにすぐに禁止に持っていけないのは既得権益があるから、それだけだと思います。