読解力無く日本語が読めない中学生が多数…大人も含めてみんな読めた気になってるだけ

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改めて、最近大きなニュースになったリーディングスキルテストの結果がすごすぎる。確かにSNSなどでも日本語が読めていない人間が大量にいることを考えると当然かなという気もします。中学生どころか大人だって読めていない。

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中高生の中に、教科書や新聞の文章を正確に把握できていない生徒が多数いる懸念が出てきた。国立情報学研究所の新井紀子氏を代表とする研究チームが、2016年4月から今年7月にかけて実施したリーディングスキルテスト(以下RST)から明らかになった。全国の中高校生を中心に約2万4000人が受験した。
RSTは、教科書や新聞に載るような200字未満の短文を読み、その論理構造を正しく理解できているか見るテスト。被験者の事前知識の多寡に左右されずに、読解力を見ることができる。
via: 読解力がなければ「AIに職を奪われる」 教科書を正しく読めない中高生が多数いることが明らかに

 
これほんとにわかんないの凄い
「幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた」 「1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた」 これが同じ意味かどうか、読んでわからない人が高校生で30%もいるとのことで驚きを禁じ得ない。上は幕府が命じていて、下は幕府が命じられている。だから全然違う文章になっている。主体と客体が違う。AとBがいたらその立場がひっくり返っている。これが読めないならもうほとんどあらゆる論理は理解できないはず。雰囲気で読んでいるはずです。信じられない。
 
凄く単純に言うなら、「林檎をゴリラが食べた」と「林檎がゴリラを食べた」を「林檎」「ゴリラ」「食べた」に分解して、林檎がゴリラを食べるわけないし、ゴリラが林檎を食べたんだなと思って再解釈しているのと同じです。これは完全に勝手な解釈であって、日本語の論理構造を無視したものですが、それが成立してしまっている。
 
話していて話が噛み合わない人というのがいますが、これは本当に凄い。これはもう論理的に議論することは絶対にできないから、もうわかり合うためには最初から感覚や価値観が近い人だけが歩み寄れるでしょう。
 
日本語が読めないという恐怖
いやでもこれ本当に未だに信じられません。ニュースとして報じられてからしばらく経ちますが、これが読めないということは多分行政の文章もほとんど読めないだろうし、学術的なものは当然読めないだろうし、新聞すら読めない可能性があります。当然話し言葉だともっと理解が困難になると思います。
 
これらの文章に一切触れられないということは、知的な情報のリソースにはほとんど触れられないということです。というか、このレベルの論理関係がわからなければ多分小中学生向けのニュースなども読めないでしょう。単語が難しいとかそういう問題じゃなく、そもそも論理関係がわからないのですから、致命的です。
 
こういう人たちが実に30%もいるとなると、これは一体どうすればいいのかという思いになります。単語が難しいんじゃないんですよ。論理構造も全く複雑じゃない。AがXXX年にBにYした。簡単に言うとこういう構造ですよ。これはもう日本語というか論理そのもの。これがわからないなら何もわからない、そういうレベルのことです。
 
余りにも衝撃的だったのですが、自分も全問問いてみたら1つや2つは平気で間違えそうなところがまた怖いのですけれど…。

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