世界中で大きな問題になっているのがスポーツ選手やアスリートのキャリア。生涯現役でいることも出来ず、プロになれなければ働かなくてはならないにも関わらずスポーツしかやっていないと後で困り、薬物中毒になるケースも後を絶ちません。 オススメ記事 --アスリートのセカンドキャリアは重要ですね 土屋 最近はデュアルキャリアという考えに変わってきています。人生のキャリアとアスリートのキャリアを同時並行で進めようという意味です。スポーツ庁とJSC(日本スポーツ振興センター)が中心となってやっていて私も参画しています。アスリートとして頑張ることは社会人としてのスキルになるという形で取り組んでいます。 --自分と向き合い、厳しい練習をやり遂げてきた 土屋 そうです。ただ、競技での努力がその後につながらないことは多いので、橋渡しをしてあげないといけない。部活動に打ち込むと、高校受験がうまくいかない。もったいないことです。コツコツと練習してきた経験を勉強にもシフトすることで、スポーツ活動が人生に有意義になる。 via: 【アスリートの心を聴く(3)】競技で重ねた努力 学業に生かす橋渡し 大阪体育大学教授・スポーツ心理学 土屋裕睦さん(1/2ページ) – 産経WEST アスリートの厳しいライフプラン バンドマンと比べると随分マシな評価を受けることが多いですが、私は常に不思議でした。だって高校の頃から凄く頑張っていて、でも学校の勉強は全然しないでギリギリになってから大学受験の準備をしてレベルの低い大学に行ったり、あるいはスポーツ推薦で大学に行ってまでわざわざスポーツばかりやっていて、とても人生の先を見据えているとは思えなかったからです。 スポーツなんてどんなに頑張ってもプロにならない限り生きていけるようになるわけではありません。日本一になるんだと頑張る気持ちは素晴らしいと思いますが、それならバンドを頑張っていつかメジャーデビューだと言っている若者のことも同じくらい応援して欲しいし尊重されるべきだと思うのです。一体なぜスポーツばかりがこうやって社会的に評価を得られるのかわかりません。 と同時に、腹立たしいのはスポーツは素晴らしいとか言っている多くの人がそのアスリートたちのライフプランなんて全く考えていないということです。スポーツ選手のセカンドキャリアは非常に厳しいものです。現役時代の収入から急激に下がり、生活レベルを調整出来ないと一気に貧困層にまで落ち込みます。薬物中毒に陥る人も少なくありません。スポーツばかりやっていた人が急にそれを失うと、人生が空っぽになる感覚を持つ人も少なくないといいます。 擁するにプロになったとしても厳しいのがスポーツの世界なのです。 デュアルキャリアという考え方 上述したようなものは、セカンドキャリアという考え方です。ファーストキャリアはスポーツ選手、セカンドキャリアはその後指導者になったり会社員になったりというもの。そしてそのセカンドキャリアという考えは、前提としてスポーツに集中する間は他のことを一切やらないということを意味しています。 しかし、それは説明したとおり非常に危険な考え方です。その瞬間瞬間では最も良い考え方かもしれません、スポーツの成績は上がるかもしれません。でも、人生は長いのです。その瞬間うまく行っても、その後に怪我をしたり、人生の生き方がわからなくなったり、社会で生きていけなくては仕方ないでしょう。スポーツ選手は現役が終わっても生きていかなくてはならないのだから。 デュアルキャリアというのは、スポーツ選手をしながら人生のキャリアもちゃんと進めていくこと。学業や会社などのキャリアのことも見ながら、地域と密着したスポーツという形も取りながら、単なるスポーツ馬鹿じゃない人生を作っていかなきゃいけないという考え方のようです。 今回の記事では情報量が少なかったのですが非常に気になるキーワードです。これからも追いかけてみようと思います。