とにかく北朝鮮に甘い中国とロシアに対して、このままだと韓国や日本が核武装する可能性もあり、却って自国の不利益になる可能性があることをアメリカが再度警告しています。 オススメ記事 アメリカのマクマスター大統領補佐官は北朝鮮が進める核・ミサイル開発について、アメリカだけでなく中国とロシアにとっても重大な危険だと強調し、両国に対して北朝鮮への圧力を強化するよう改めて求めました。 続きを読む 安全保障担当のマクマスター大統領補佐官は3日放送されたFOXテレビの番組で、北朝鮮が、先にアメリカに届くと見られるICBM級のミサイルを発射したことについて「アメリカは他国に対して北朝鮮への圧力強化こそがその国の利益になると説得を試みている。北朝鮮の核は中国とロシア、そして、すべての国々にとって重大な危険だ」と述べました。 さらに、北朝鮮の核に対抗して日本や韓国なども核兵器を保有する可能性があると指摘し「それは中国とロシアの利益ではないはずだ」と述べ、両国に対して北朝鮮への圧力を強化するよう改めて求めました。 またマクマスター補佐官は「北朝鮮が核やミサイルなどの兵器を売却・拡散するのも重大な懸念だ。北朝鮮は開発した兵器を海外に売却してきた」と述べ、大量破壊兵器の拡散という脅威に対して世界各国が結束する重要性を強調しました。 北朝鮮への最大限の圧力を掲げるトランプ政権は北朝鮮との経済的・外交的な関係を断つよう国際社会に求めていて、とりわけ中国には北朝鮮に供給している原油を制限するよう迫っています。 via: 「北朝鮮の核は中ロにも重大な危険」 米大統領補佐官 | NHKニュース なぜ中国とロシアは北朝鮮に甘いのか 中国とロシアが異常に北朝鮮に甘いのは皆さんご存知でしょうか。彼らは国連が北朝鮮への制裁を決めるときにもそれを出来るだけ弱いものにしたり、そのルールを無視して貿易などを闇ルートで継続していることが明らかになっています。彼らもあまり隠す気がないようにすら見えます。 しかし国家としての距離が近い北朝鮮が武力を強めること、また核兵器を持つことは核保有国としては必ずしも嬉しいことではなく、潜在的な敵を助けているようにすら見えます。彼らが一体何を狙っているのか-あらゆる外交が常にそうであるように、単一の目的のためだけに動いているのではないにせよ、複数の目的の内の1つは間違いなくアメリカのパワーを弱めることでしょう。 中国、ロシアは共にアメリカと敵対関係になる場面が多い国家です。その理由はアメリカがスタンダードを作る側の国家として動いており、中国やロシアはそのような支配に対して抵抗的な態度を見せているからです。実際、アメリカはテロを十分に防ぐことも出来ていないし、難民問題も大変になる一方だし、最近はトランプ大統領の登場によって国内の移民に対しても厳しい措置を見せ始めている。もはや世界のリーダーとして動いていく力はないと思われます。 この状態なら、いっそアメリカの権力が弱まっていることを明示する北朝鮮のような国家を隠れ蓑にアメリカの存在感やパワーが落ちていくところを世界中が知ったほうが良いというふうに考えているのでしょう。 日本や韓国が核保有国になることはあるのか アメリカは、仕方がないので他の観点からもロシアや中国にとって今の状況が望ましくないことを伝えようとしています。このまま北朝鮮が脅威を強めたら韓国や日本が軍国化を進め、更には核すら保有するかもしれない。ロシアや中国にとってはアジアでの権力が相対的に弱まるので困るのではないですか、とアメリカは脅しているわけですね。 しかし、実際それをするのはほとんど不可能でしょう。国連でも明確に禁止されている核兵器開発を今の時代にやるのは北朝鮮のようなならず者国家にほかなりません。しかし、アメリカの場合は自国の核兵器を日本ややん国に配備することは可能です。その口実を探しているとも言えるかもしれませんね。