じゃれあっていただけ、と許されるのはあくまで被害者がいないときだけ。セクハラ、パワハラは大問題です。しかも部活の監督となると逆らえない…恐ろしい体験をした部員たちのケアが求められます。 オススメ記事 千葉県木更津市の暁星国際高校(私立)野球部の男性監督(28)が、共同生活する男子部員の布団に入るなどの行為を繰り返しているとして、「セクハラやパワハラにあたる」などと複数の部員から被害を訴えられていることが3日、関係者の話で分かった。一部の保護者らは11月に県警木更津署へ相談しており、同署が事実関係を確認している。 部員らによると、被害を訴えているのは、同校で寮生活を送る部員数人。入浴時に監督が「体を洗う」と言って触ってきたり、午後11時の消灯後に部員を起こして布団に入ったりする行為が1年以上前から常態化していたという。 via: 「監督が布団に」「体を洗う」…複数部員がセクハラ・パワハラ被害申告 千葉・暁星国際高野球部 – 産経ニュース ハラスメントの気持ち悪さ セクハラ、パワハラの気持ち悪さといったら尋常じゃありません。今回の件も、茶化したりジョークにしたりすることなく明確なハラスメントとして厳しく非難するべきだと考えます。記事を読む限り、明確な処罰を受けたりはせずただ注意を受けただけのようです。監督や選手としての能力が高いために、ほとんどお咎めなしになっているのではないかと思われ、非常にいやらしいです。 セクシュアル・ハラスメントとは? セクシュアル・ハラスメントとは、本人が意図する、しないにかかわらず、相手が不快に思い、相手が自身の尊厳を傷つけられたと感じるような性的発言・行動を指します。 パワー・ハラスメントとは? 同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいいます。 今回のケースはこの複合型であることに間違いはありません。自分が監督で断ったり嫌がったりすることが難しいことが明確な状況で、例え本人に加害的な意図が無かったとしてもハラスメントをしてしまっています。まあおそらく自覚があったと思いますし、野球部で生徒が抗議をするって心理的抵抗も相当大きいはずなのでかなり嫌がられていたのではないでしょうか。 寝る時に布団に入ってくるって、どう考えても気持ち悪いですからね。嫌がられて当然。お風呂で体を洗う時と同様、布団に入ってる時もじゃれているような形で体を触っていたのではないかと邪推もしたくなるというものです。 部員たちのケアが大事 今回の件で心配なのは部員です。自分が性的な対象にされた上で、しかも断ることの出来ない形で体を触られたり布団に入ってこられたり、寮生活だからそういう恐怖の大人から逃れることも出来ず精神的にかなり辛い思いをしたのではないでしょうか。思春期に性的に扱われるというのは、しかも暴力的な形でされるというのは、男女問わず深いキズを残しかねません。 男性同士だし、半分冗談みたいなものだろうと茶化すことは可能ですが、監督について抗議するレベルの不快感-しかも一定程度は耐えていただろうから長期に渡って被害を受けていたら、なんらか精神的なダメージがあることは間違いありません。そもそもダメージがないなら訴えないのですから、かなりきつい精神状態まで追い込まれたのでしょう。 ここで教師に処罰しなかったこと自体も大問題ですが、少なくとも生徒たちに精神的なケアをすることは学校側の義務であると言えるでしょう。トラウマにならずに消化出来ると良いのですが…心配ですね。